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広辞苑の検索結果 (12)
すすき【薄・芒】🔗⭐🔉
すすき【薄・芒】
①むらがって生える草の総称。万葉集7「妹等がりわが行く道のしの―」
②イネ科の多年草。土手・荒地などにしばしば大群落を作る。毎年、宿根から新芽を生じ、高さ2メートルに達する。秋、花穂は十数枝を分かち、黄褐色を呈する。小穂の下部に絹糸様の白毛がある。「尾花」と称し、秋の七草の一つ。茎葉は屋根を葺くのに用いる。シマススキなど、観賞用の園芸品種もある。袖振草。〈[季]秋〉。万葉集10「さ男鹿の入野の―初尾花」
すすき
ススキ
撮影:関戸 勇
ススキ(花)
撮影:関戸 勇
⇒すすき‐の‐き【薄の木】
⇒すすき‐の‐まる【薄の丸】
⇒すすき‐みみずく【薄木
】
⇒薄の穂にも怖じる
ススキ
撮影:関戸 勇
ススキ(花)
撮影:関戸 勇
⇒すすき‐の‐き【薄の木】
⇒すすき‐の‐まる【薄の丸】
⇒すすき‐みみずく【薄木
】
⇒薄の穂にも怖じる
のい‐ずみ【芒墨・肉刺】🔗⭐🔉
のい‐ずみ【芒墨・肉刺】
(ノギズミの音便)はきものの固い部分にこすれて足にできる炎症。肉刺まめ。倭名類聚鈔3「肉刺、和名乃以須美」
のぎ【芒】🔗⭐🔉
のぎ【芒】
①イネ科の植物の花の外殻(穎えい)にある針のような突起。のげ。〈新撰字鏡7〉
②(「禾」とも書く)金箔・銀箔を細長く切った切箔きりはくの一種。砂子などとともに絵画や装丁の飾りに用いる。野毛のげ。
のぎ‐さき【芒先】🔗⭐🔉
のぎ‐さき【芒先】
芒の先端。
のぎ‐め【芒目】🔗⭐🔉
のぎ‐め【芒目】
陶器や鉱物などの肌にある芒のような文理きめ。
のげ【芒】🔗⭐🔉
のげ【芒】
ノギの訛。
はしか【芒】🔗⭐🔉
はしか【芒】
麦などの芒のぎ。日葡辞書「ハシカ、また、ノギ」
ぼう【芒】バウ🔗⭐🔉
ぼう【芒】バウ
稲ののぎ。また、きっさき。
ぼう‐しゅ【芒種】バウ‥🔗⭐🔉
ぼう‐しゅ【芒種】バウ‥
(芒のぎのある穀物を播く時期の意)二十四節気の一つ。太陽の黄経が75度の時で、5月の節せつ。太陽暦の6月5日頃に当たる。〈[季]夏〉
ぼう‐しょう【芒硝】バウセウ🔗⭐🔉
ぼう‐しょう【芒硝】バウセウ
硫酸ナトリウムの十水和物の俗称。漢方生薬の一つで解熱・瀉下剤とする。
ぼう‐よう【茫洋・芒洋】バウヤウ🔗⭐🔉
ぼう‐よう【茫洋・芒洋】バウヤウ
果てしなく、広々としているさま。広くて目当てのつかないさま。「―たる大海」「―とした人柄」
[漢]芒🔗⭐🔉
芒 字形
〔艹部3画/6画/7174・676A〕
〔音〕ボウ〈バウ〉(漢)
〔訓〕のぎ・すすき
[意味]
①稲・麦などの穂の先端にある針状の毛。のぎ。穂さき。転じて、きっさき。「芒種・光芒」▶日本では、穂の出る野草「すすき」にもこの字を当てる。
②ひろびろとしている。ぼんやりとして見定めがつかない。(同)茫。「芒洋」
▷[
]は異体字。
〔艹部3画/6画/7174・676A〕
〔音〕ボウ〈バウ〉(漢)
〔訓〕のぎ・すすき
[意味]
①稲・麦などの穂の先端にある針状の毛。のぎ。穂さき。転じて、きっさき。「芒種・光芒」▶日本では、穂の出る野草「すすき」にもこの字を当てる。
②ひろびろとしている。ぼんやりとして見定めがつかない。(同)茫。「芒洋」
▷[
]は異体字。
大辞林の検索結果 (11)
すすき【薄・芒】🔗⭐🔉
すすき [0] 【薄・芒】
イネ科の大形多年草。山野の荒地に群生する。葉は叢生(ソウセイ)し,長い線形で縁がざらつく。秋,約1.5メートルの花茎を出し,尾花(オバナ)といわれる花穂をつける。花穂には多数の細長い枝があって,白色または帯紫色の長毛のある小穂がつく。古くは葉で屋根をふいた。十五夜の月見に飾る。秋の七草の一。カヤ。[季]秋。
のぎ【芒】🔗⭐🔉
のぎ [0][1] 【芒】
(1)稲・麦などイネ科植物の実の外殻にある針のような毛。のげ。
(2)(「禾」と書く)金箔(キンパク)・銀箔(ギンパク)の細長く切ったもの。料紙や絵画などの飾りに用いる。
芒(1)
[図]
[図]
のぎ-め【芒目】🔗⭐🔉
のぎ-め [3] 【芒目】
陶器や木材などの表面にある,芒のような模様。
のぎ-らん【芒蘭】🔗⭐🔉
のぎ-らん [2] 【芒蘭】
ユリ科の多年草。山地の草原に自生。葉は披針形で,根茎から放射状に広がって出る。夏,高さ20〜40センチメートルの花茎を出し,淡黄緑色の小花を総状に密生。キツネノオ。
のげ【芒・野毛】🔗⭐🔉
のげ [0][1] 【芒・野毛】
「のぎ(芒)」に同じ。
はしか【芒】🔗⭐🔉
はしか 【芒】
「芒(ノギ)」に同じ。[日葡]
はしか-ぼり【芒彫(り)】🔗⭐🔉
はしか-ぼり [0] 【芒彫(り)】
彫漆(チヨウシツ)の一。彫りの線が細く先がとがったもの。
ぼう【芒】🔗⭐🔉
ぼう バウ [1] 【芒】
のぎ。
ぼう-しゅ【芒種】🔗⭐🔉
ぼう-しゅ バウ― [1] 【芒種】
(1)二十四節気の一。五月節気。太陽の黄経が七五度に達したときをいい,現行の太陽暦で六月五日頃に当たる。[季]夏。
(2)のぎのある作物。稲・麦の類。
ぼう-しょう【芒硝】🔗⭐🔉
ぼう-しょう バウセウ [0] 【芒硝】
硫酸ナトリウムの一〇水和物。芒(ススキ)の穂のような形の結晶。
ぼう-よう【茫洋・芒洋】🔗⭐🔉
ぼう-よう バウヤウ [0] 【茫洋・芒洋】 (ト|タル)[文]形動タリ
広々としているさま。広々として目当てのつかないさま。「―としてつかみどころがない人物」「―たる大海」
[派生] ――さ(名)
広辞苑+大辞林に「芒」で始まるの検索結果。