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広辞苑の検索結果 (29)

きん‐が【謹賀】🔗🔉

きん‐が謹賀】 つつしんでよろこびを申し上げること。 ⇒きんが‐しんねん【謹賀新年】

きんが‐しんねん【謹賀新年】🔗🔉

きんが‐しんねん謹賀新年】 つつしんで新年のよろこびを申し上げますの意。書状に用いる新年の挨拶のことば。 ⇒きん‐が【謹賀】

きん‐ぐ【謹具】🔗🔉

きん‐ぐ謹具】 (「つつしんで申し上げる」意)書簡文の終りに用いる語。

きん‐くう【謹空】🔗🔉

きん‐くう謹空】 (古代中国の上奏文で、天子の裁可を記すために紙の終りに空白をおいたことから)手紙の末尾に添えて敬意を表す語。

きん‐けい【謹啓】🔗🔉

きん‐けい謹啓】 (「つつしんで申し上げる」の意)手紙の起筆に用いる挨拶の語。拝啓。「―先生にはますます御清栄の段」

きん‐げん【謹言】🔗🔉

きん‐げん謹言】 (「つつしんで申し上げる」の意)手紙の末尾に用いて、敬意を表す語。古くは冒頭にも用いた。「恐惶きょうこう―」

きん‐げん【謹厳】🔗🔉

きん‐げん謹厳】 つつしみ深くて厳格なこと。 ⇒きんげん‐じっちょく【謹厳実直】

きんげん‐じっちょく【謹厳実直】🔗🔉

きんげん‐じっちょく謹厳実直】 人柄が、慎み深くまじめであること。「―な勤めぶり」 ⇒きん‐げん【謹厳】

きん‐こう【謹厚】🔗🔉

きん‐こう謹厚】 つつしみ深くて温厚なこと。枕草子8「いと―なるものを」

きん‐こく【謹告】🔗🔉

きん‐こく謹告】 (「つつしんでお知らせする」の意)公示の文章などの冒頭に用いる語。

きん‐しょ【謹書】🔗🔉

きん‐しょ謹書】 心をこめ、つつしんで書くこと。

きん‐じょう【謹上】‥ジヤウ🔗🔉

きん‐じょう謹上‥ジヤウ (謹んで奉る意)書状の名宛に添える語。 ⇒きんじょう‐がき【謹上書】 ⇒きんじょう‐さいはい【謹上再拝】

きんじょう‐がき【謹上書】‥ジヤウ‥🔗🔉

きんじょう‐がき謹上書‥ジヤウ‥ 正式の書簡で、先方の名宛の上にさらに「謹上某殿」と記した方式。同輩に用い、貴人には「進上」と記した。 ⇒きん‐じょう【謹上】

きんじょう‐さいはい【謹上再拝】‥ジヤウ‥🔗🔉

きんじょう‐さいはい謹上再拝‥ジヤウ‥ ①神を拝むときにいう語。謡曲、蟻通「―、敬つて白す」 ②書状の末尾に添える語。 ⇒きん‐じょう【謹上】

きん‐しん【謹慎】🔗🔉

きん‐しん謹慎】 ①言行をつつしむこと。特に、悪行の罰として、またそのつぐないとして行う。「自宅で―する」 ②学校が学生・生徒に対して行う、停学に準ずる処分。 ③江戸時代の刑罰の一種。士分以上に科し、一定の住所を定め、門戸を閉鎖し、公用のほかには外出を許さないもの。つつしみ。

きん‐せい【謹製】🔗🔉

きん‐せい謹製】 つつしんで製造すること。また、その製品。「弊店―の銘菓」

きん‐ぜい【謹請・謹誓】🔗🔉

きん‐ぜい謹請・謹誓】 つつしんで勧請かんじょうすること。謡曲、道成寺「―東方、青竜清浄」

きん‐せん【謹撰】🔗🔉

きん‐せん謹撰】 歌集・書物などを謹んで撰述すること。

きん‐せん【謹選】🔗🔉

きん‐せん謹選】 謹んで選択すること。

きん‐そう【謹奏】🔗🔉

きん‐そう謹奏】 つつしんで奏聞すること。

きん‐ちょう【謹聴】‥チヤウ🔗🔉

きん‐ちょう謹聴‥チヤウ ①つつしんでよく聞くこと。「法話を―する」 ②演説などで、「よく聞け」という意味で、聴衆の中から発することば。

きん‐ちょく【謹直】🔗🔉

きん‐ちょく謹直】 つつしみ深くて正直なこと。きまじめ。「―な人物」

きん‐ちょく【謹飭】🔗🔉

きん‐ちょく謹飭】 謹みいましめること。言動をつつしむこと。

きん‐てい【謹呈】🔗🔉

きん‐てい謹呈】 つつしんでさしあげること。物品などを贈る時に用いる語。

きん‐ぱく【謹白】🔗🔉

きん‐ぱく謹白】 (「つつしんで申しのべる」の意)手紙の結びに用いて、相手に敬意を表す語。

きん‐わ【謹話】🔗🔉

きん‐わ謹話】 謹んで話をすること。また、その談話。特に皇室関係にいう。 ○襟を披くきんをひらく 心の中をうちあける。胸襟をひらく。 ⇒きん【襟】

つつし・む【慎む・謹む】🔗🔉

つつし・む慎む・謹む】 〔他五〕 (「包む」と同源。自分の身を包み引きしめる意) ①用心する。あやまちがないようにする。枕草子119「まうづる程のありさま、いかならんなど―・みおぢたるに平らかにまうで着きたるこそ」。玉塵抄18「おごらず―・んだ者なり」。「言行を―・む」 ②うやうやしくかしこまる。欽明紀「今願はくは帰りて以て―・みて」。平家物語10「―・んで以て承る所件の如し」。「―・んで弔意を表する」 ③物忌みする。謹慎する。源氏物語若菜下「さるべき御祈りなど常よりも取り分きて、今年は―・み給へ」。玉塵抄20「斉、ものいみすとよむぞ。心を―・む心ぞ」 ④度を越さないように控え目にする。「暴飲暴食を―・む」 ◇1・4には「慎」、2には「謹」を使う。

つつしん‐で【謹んで】🔗🔉

つつしん‐で謹んで】 (ツツシミテの音便)恭敬の意を表して。うやうやしく。

[漢]謹🔗🔉

 字形  筆順 〔言部10画/17画/常用/2264・3660〕 [] 字形 〔言部11画/18画〕 〔音〕キン(漢) 〔訓〕つつしむ [意味] つつしむ。慎重にする。注意深く気をひきしめる。つつしみ。「謹慎・謹告・謹厳・細謹」 [解字] 形声。「言」+音符「」(=わずか。細かい)。言葉に細かく気をくばる意。

大辞林の検索結果 (28)

きん-が【謹賀】🔗🔉

きん-が [1] 【謹賀】 つつしんでよろこびを申し述べること。

きんが-しんねん【謹賀新年】🔗🔉

きんが-しんねん [4] 【謹賀新年】 新年を祝って賀状などに書く挨拶の語。

きん-かい【謹戒】🔗🔉

きん-かい [0] 【謹戒】 (名)スル 気を引き締めて自ら戒めること。「後来を―せしめてゆるすが如何に/露団々(露伴)」

きん-けい【謹啓】🔗🔉

きん-けい [0][1] 【謹啓】 〔「つつしんで申し上げる」の意〕 手紙の最初に用いる挨拶(アイサツ)の言葉。拝啓。

きん-げん【謹言】🔗🔉

きん-げん [0] 【謹言】 〔「つつしんで言う」の意〕 文書や手紙の終わりに書いて敬意を表す語。「恐惶―」

きん-げん【謹厳】🔗🔉

きん-げん [0] 【謹厳】 (名・形動)[文]ナリ 軽はずみなところがなく,まじめでおごそかな・こと(さま)。「―に精神を保つて/良人の自白(尚江)」 [派生] ――さ(名)

きんげん-じっちょく【謹厳実直】🔗🔉

きんげん-じっちょく [0] 【謹厳実直】 (名・形動)[文]ナリ きわめてまじめで正直なこと。「―な人」

きん-こう【謹厚】🔗🔉

きん-こう [0] 【謹厚】 (名・形動)[文]ナリ つつしみぶかく,温厚である・こと(さま)。「大変な―な人もあつたもんだ/社会百面相(魯庵)」

きん-こく【謹告】🔗🔉

きん-こく [0] 【謹告】 つつしんでお知らせする意で,公示や広告の文章の冒頭に用いる語。

きん-しょ【謹書】🔗🔉

きん-しょ [1] 【謹書】 つつしんで書くこと。また,その書画。

きん-しょう【謹承】🔗🔉

きん-しょう [0] 【謹承】 (名)スル つつしんでうけたまわること。「欽命を―して/鬼啾々(夢柳)」

きん-じょう【謹上】🔗🔉

きん-じょう ―ジヤウ [0] 【謹上】 〔つつしんでさしあげる意〕 手紙のあて名の上などに書いて敬意を表す語。

きんじょう-がき【謹上書き】🔗🔉

きんじょう-がき ―ジヤウ― [0] 【謹上書き】 手紙で,先方のあて名として「謹上…殿」のように書いた,その方式のこと。

きんじょう-さいはい【謹上再拝】🔗🔉

きんじょう-さいはい ―ジヤウ― [0] 【謹上再拝】 (1)神を拝するときにいう語。「―,敬つて白(モウ)す神司/謡曲・蟻通」 (2)手紙の終わりに,相手への敬意を示して添える語。

きん-しん【謹慎】🔗🔉

きん-しん [0] 【謹慎】 (名・形動)スル [文]ナリ (1)言動を反省し,おこないをつつしむ・こと(さま)。「―の意を表す」「しばらく―する」「性頗(スコブ)る―なれども/花柳春話(純一郎)」 (2)学校で,生徒に与える罰則の一。放校・退学・停学に次ぐ処分。 (3)江戸時代,士分以上の者に科した刑罰の一。住む所を定め,入り口を閉鎖し,自由な行動を許さなかった。

きん-せい【謹製】🔗🔉

きん-せい [0] 【謹製】 つつしんで製造すること。食品の製造者などが用いる語。

きん-ちょう【謹聴】🔗🔉

きん-ちょう ―チヤウ [0] 【謹聴】 (名)スル (1)つつしんで聞くこと。また,聞くことをへりくだっていう語。拝聴。「演説を―する」 (2)演説会などで静かに聞くことを促す語。「―,―」

きん-ちょく【謹直】🔗🔉

きん-ちょく [0] 【謹直】 (名・形動)[文]ナリ つつしみ深く,正直でまじめな・こと(さま)。「―な人」「極めて―に働く/鉄仮面(涙香)」 [派生] ――さ(名)

きん-ちょく【謹飭・謹勅】🔗🔉

きん-ちょく [0] 【謹飭・謹勅】 (名・形動)[文]ナリ つつしみ深い・こと(さま)。「平常の―なる有様を以て/経国美談(竜渓)」

きん-てい【謹呈】🔗🔉

きん-てい [0] 【謹呈】 (名)スル つつしんで物を差し上げること。物を贈るときなどに用いる語。

きん-わ【謹話】🔗🔉

きん-わ [0] 【謹話】 謹しんで話すこと。また,その話。もと,皇室に関することを発表する際に用いた語。「宮内大臣―」

つつし・む【慎む・謹む】🔗🔉

つつし・む [3] 【慎む・謹む】 (動マ五[四]) 〔「慎(ツツ)む」と同源〕 (1)あやまちのないように,行動を控えめにする。《慎》「軽挙妄動を―・む」「言葉を―・む」 (2)度がすぎないようにする。《慎》「酒を―・む」 (3)神仏・貴人などの前でかしこまった態度をとる。《謹》「―・んで承る」「余り―・み給て,今は目も見せ給はねば/狭衣 4」 →つつしんで (4)斎戒する。物忌みする。「伊予の守の朝臣の家に―・む事侍りて/源氏(帚木)」

つつしん-で【謹んで】🔗🔉

つつしん-で 【謹んで】 (連語) 〔動詞「つつしむ」の連用形に助詞「て」の付いた「つつしみて」の転〕 かしこまって。うやうやしく。「―申し上げます」「―お受けします」

きんがしんねん【謹賀新年】(和英)🔗🔉

きんがしんねん【謹賀新年】 (I wish you a) Happy New Year.

きんげん【謹厳な】(和英)🔗🔉

きんげん【謹厳な】 serious;→英和 grave;→英和 solemn.→英和

きんしん【謹慎】(和英)🔗🔉

きんしん【謹慎】 penitence;→英和 home[disciplinary]confinement.〜する be penitent;be confined at home (家で).〜を命じる puton his good behavior.

きんちょう【謹聴する】(和英)🔗🔉

きんちょう【謹聴する】 listen towith attention[attentively].

きんてい【謹呈】(和英)🔗🔉

きんてい【謹呈】 with the compliments of the author.→英和

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