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広辞苑の検索結果 (4)
ひれ【領巾・肩巾】🔗⭐🔉
ひれ【領巾・肩巾】
(風にひらめくものの意)
①古代、波をおこしたり、害虫・毒蛇などをはらったりする呪力があると信じられた、布様のもの。古事記上「蛇の―…呉公むかで蜂の―を授けて」
②奈良・平安時代に用いられた女子服飾具。首にかけ、左右へ長く垂らした布帛。別れを惜しむ時などにこれを振った。欽明紀「韓国からくにの城きの上へに立ちて大葉子は―振らすも日本やまとへ向きて」
③平安時代、鏡台の付属品として、鏡をぬぐうなどに用いた布。
④儀式の矛などにつける小さい旗。
ひれ‐ごろも【領巾衣】🔗⭐🔉
ひれ‐ごろも【領巾衣】
領巾をつけた衣。
ひれふり‐やま【領巾振山】🔗⭐🔉
ひれふり‐やま【領巾振山】
佐賀県唐津市の東部にある鏡山の異称。標高284メートル。松浦山。ひれふりのみね。→松浦佐用姫まつらさよひめ
ひれ‐も【領巾裳】🔗⭐🔉
ひれ‐も【領巾裳】
礼服の上に着る裳。万葉集16「ひさらしのあさてづくりを―なす愛はしきに取りしき」
大辞林の検索結果 (2)
ひれ【領巾・肩巾】🔗⭐🔉
ひれ [0][2] 【領巾・肩巾】
(1)薄く細長い布。古代に害虫・毒虫などの難をのがれる呪力があると信じられたもの。
(2)奈良時代から平安時代にかけて,盛装した婦人が肩にかけて左右に長くたらした薄い布。「浜菜摘む海人娘子らがうながせる―も照るがに/万葉 3243」
(3)儀式のときに,矛(ホコ)などにつけた小さい旗。「―かくる伴の男/祝詞(六月晦大祓)」
(4)鏡立てに鏡を掛けるとき,下に掛ける装飾用の布。
領巾(2)
[図]
[図]
ひれふる-やま【領巾振山】🔗⭐🔉
ひれふる-やま 【領巾振山】
鏡山(カガミヤマ){(3)}の別名。
広辞苑+大辞林に「領巾」で始まるの検索結果。