複数辞典一括検索+
ほらがとうげ【洞ケ峠】🔗⭐🔉
ほらがとうげ【洞ケ峠】
形勢がよくなったほうにつこうと、ずる賢く態度を決めずになりゆきをうかがうこと。日和見(ひよりみ)のこと。
◎天正十年(一五八二年)の山崎の合戦で、筒井順慶(つついじゅんけい)が京都と大坂の境にある洞ケ峠に陣どり、羽柴(はしば)秀吉(豊臣秀吉)と明智光秀(あけちみつひで)の軍勢を眺め、優勢なほうに味方しようと形勢をうかがったという故事から。
〔例〕洞が峠をきめこむ。
〔類〕両端を持す/首鼠両端
ことわざ ページ 1070 での【洞ケ峠】単語。