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かしのたま【和氏の璧】▽中国🔗🔉

かしのたま【和氏の璧】▽中国 《和氏が発見したすぐれた宝玉の意》 真実がそのまま真実として認められるのは困難であることのたとえ。 貴重な宝石のたとえ。 《参考》 (イ)楚(ソ)の和氏が山中ですばらしい宝玉の原石を発見して楚の王に献じたところ、王の宝石係は普通の石と鑑定し、和氏は詐欺として罰せられ、左足を切られた。和氏は二代目の武王にまたその原石を献じたが、また普通の石とされて右足まで切られてしまった。三代目の文王のときに和氏が楚山の下で身の不運を嘆き悲しんでいると、そのうわさを聞いた文王が事情を尋ね、その原石をみがかせたところ、ついに本物の宝玉であることが分かったという。 (ロ)「和璧(カヘキ)」「連城の璧」とも。 《出典》 〔韓非子(カンヒ゜シ)・和氏篇〕

ことわざ ページ 110 での和氏の璧単語。