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じゅうどくはいっしゃにしかず【十読は一写に如かず】▽中国🔗🔉

じゅうどくはいっしゃにしかず【十読は一写に如かず】▽中国 10遍本を読むより1遍本を写したほうが、よく理解できるし忘れないものであるということ。 《参考》 唐の張参(チョウサン)は、9種の経書を写し、いつも「本を読むことは写すことに及ばない。」と言っていた。また、宋(ソウ)の高宗(コウソウ)も自分で9種の経書を写したが、あるとき、漢の光武紀を写して執政の徐俯(シ゛ョフ)に賜り、「お前はわたしに光武紀を読むように勧めたが、わたしは、10遍本を読むことは1遍本を写すことに及ばないと思う。」と言ったという。 《出典》 〔鶴林玉露(カクリンキ゛ョクロ)〕 《類句》読書写書に如(シ)かず。十遍読むより一遍写せ。

ことわざ ページ 243 での十読は一写に如かず単語。