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ちからやまをぬききはよをおおう【力山を抜き気は世を蓋う】▽中国🔗⭐🔉
ちからやまをぬききはよをおおう【力山を抜き気は世を蓋う】▽中国
《力は山を抜き取るほど強く、意気は世の人を圧倒するほど盛んであるの意》力があって気力が雄大であることのたとえ。「抜山蓋世(ハ゛ツサ゛ンカ゛イセイ)」とも。
《参考》
楚(ソ)の項羽が、垓下(カ゛イカ)で、漢の高祖に包囲されたとき、夜、漢軍が歌う楚国の歌を聞いて悲しみ嘆いて作った詩の一節。
《出典》
力山ヲ抜キ気ハ世ヲ蓋ウ。時利アラズ騅(スイ)(項羽の愛馬の名)逝(ユ)カズ。騅ノ逝カザルヲ奈何(イカン)スベキ。虞(ク゛)(項羽の愛人の名)ヤ虞ヤ若(ナンシ゛)ヲ奈何セン。〔史記(シキ)・項羽本紀〕
ことわざ ページ 329 での【力山を抜き気は世を蓋う】単語。