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ぶりょうとうげん【武陵桃源】▽中国🔗🔉

ぶりょうとうげん【武陵桃源】▽中国 世間とかけ離れた別天地のたとえ。理想郷。「桃源郷」とも。 《参考》 武陵に住む漁夫が、ある日、魚を捕ろうと小舟に乗って川をさかのぼって行くと、一面に桃の花が美しく咲き、よい香りが漂う林に出会った。漁夫は林の奥を突き止めようと、さらにさかのぼると、林は川の水源の所で尽き、その先に山があった。山にはほら穴があったので、舟を捨てて漁夫がそこをくぐり抜けると、村があった。その村には昔、秦(シン)の戦乱を避けた人々の子孫が住み、俗世間を離れて自由で平和な楽しい生活をしていたという。 《出典》 〔陶淵明(トウエンメイ)・桃花源記〕

ことわざ ページ 481 での武陵桃源単語。