かわいいこにはたびをさせよ【かわいい子には旅をさせよ】 かわいい子供はつい甘やかしがちになるが、ほんとうにかわいかったら、世の荒波にもまれて、世の中のつらさや苦しさを経験させたほうがよいということ。 ◎昔は交通が不便で、今とちがって旅はつらく苦しい、苦労の多いものだったことから。 〔例〕「可愛(かわい)い子江の島までは旅もさせ」(古川柳) 〔類〕かわいい子は打って育てろ/獅子の子落とし 〔較〕Spare the rod and spoil the child.(鞭(むち)を惜しむと子供はだめになる)