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びたいちもん【鐚一文】🔗🔉

びたいちもん【鐚一文】 ごくわずかな金銭のこと。 ◎「鐚」は「鐚銭(びたせん)」の略で、室町時代から江戸時代初期にかけて使われた粗悪な一文銭のこと。

びだい ふるわず【尾大 掉わず】🔗🔉

びだい ふるわず【尾大 掉わず】 下の者に力量がありすぎると、上に立つ者は自分の思いどおりに事を運べないということ。 ◎尾があまり大きいと、自分の力で自由に尾を動かせないの意から。 〔出〕春秋左伝 〔類〕末大なれば必ず祈る 〔較〕Make not the tail broader than thy wings.(尾を翼より広くするなかれ)

びにいりさいをうがつ【微に入り細を穿つ】🔗🔉

びにいりさいをうがつ【微に入り細を穿つ】 きわめて細かい部分にまで気を配り、入念・丹念であることの形容。

びほうさく【弥縫策】🔗🔉

びほうさく【弥縫策】 欠点や失敗などを、その場しのぎのやり方でとりつくろう対策のこと。 ◎「弥縫」はほころびを縫い合わせる意から転じて、一時しのぎにとりつくろって間に合わせる意。 〔出〕春秋左伝

びみものどさんずん【美味も喉三寸】🔗🔉

びみものどさんずん【美味も喉三寸】 いくらうまいものでも、うまいと感じるのは舌から喉までのほんの三寸ほどの間を通るだけのこと。どんなにうれしいこともほんのひとときのことで、はかなくあっけないものだというたとえ。

びもくしゅうれい【眉目秀麗】🔗🔉

びもくしゅうれい【眉目秀麗】 容貌が非常に整っていて美しいこと。特に、男性について言う。

びょうきのとんや【病気の問屋】🔗🔉

びょうきのとんや【病気の問屋】 次から次に病気にかかる人をからかって言うことば。

びょうぶとあきんどはすぐにはたたぬ【屏風と商人は直ぐには立たぬ】🔗🔉

びょうぶとあきんどはすぐにはたたぬ【屏風と商人は直ぐには立たぬ】 →商人と屏風は直ぐには立たぬ

びんぼうこわいものなし【貧乏怖いものなし】🔗🔉

びんぼうこわいものなし【貧乏怖いものなし】 失うことを恐れてびくびくするような金も宝も持っていない貧乏人にとっては、なにも怖いものはないということ。 〔較〕He that has nothing is frightened at nothing.(なにも持っていない者はなにも怖くない)

びんぼうなんぎはときのまわり【貧乏難儀は時の回り】🔗🔉

びんぼうなんぎはときのまわり【貧乏難儀は時の回り】 貧乏であっても、苦しい目に出会って難儀しても、それは自分自身のせいではなく、時がもたらした単なるめぐりあわせにすぎない。だから悲観することはないということ。

ことわざ ページ 1051