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びんぼうはなずき【貧乏花好き】🔗🔉

びんぼうはなずき【貧乏花好き】 身分不相応なことをしたり、好んだりすることのたとえ。 ◎日々の生活に追われている貧乏人が花作りなどという風流を楽しむの意から。 〔較〕He has no more bread than needs must not keep a dog.(余分なパンもないくせに犬を飼ってはならぬ)

びんぼうひまなし【貧乏暇なし】🔗🔉

びんぼうひまなし【貧乏暇なし】 貧乏人は生活に追われて朝から晩まで働いていなければならないから、ほかのことをする時間の余裕がないということ。 ◎いろはがるた(江戸)。

ピンからキリまで【ピンからキリまで】🔗🔉

ピンからキリまで【ピンからキリまで】 最初から最後まで、また、最もすぐれたものから最も劣ったものまで。 ◎「ピン」はさいころやトランプの「一」のこと。転じて、はじめの意。「キリ」は十字架のクルスの転じた語で、「十」の意。転じて、終わりの意。ともにポルトガル語からと言われる。

ふううん きゅうをつげる【風雲 急を告げる】🔗🔉

ふううん きゅうをつげる【風雲 急を告げる】 大事変がいまにも起こりそうな、差し迫った状勢の形容。

ふうじゅのたん【風樹の歎】🔗🔉

ふうじゅのたん【風樹の歎】 子供が親に孝行したいと思ったとき、もうすでに親は亡くなっていて、孝養を尽くすことができないという歎きを言うことば。 ◎「風樹」は風に揺れ動く樹木のこと。転じて、亡き親を思う心の意。→樹静かならんと欲すれども風止まず 〔類〕孝行のしたい時分に親はなし/石に布団は着せられず

ふうするばぎゅうもあいおよばず【風する馬牛も相及ばず】🔗🔉

ふうするばぎゅうもあいおよばず【風する馬牛も相及ばず】 →風馬牛(ふうばぎゅう)

ふうせいかくれい【風声鶴唳】🔗🔉

ふうせいかくれい【風声鶴唳】 ほんのちょっとしたことにもおじけづき、恐れおののくこと。 ◎「鶴唳」は鶴(つる)の鳴き声。中国で東晋(とうしん)との戦いに負けた前秦(ぜんしん)の符堅(ふけん)の兵が、風の音や鶴の声を耳にして、「すわ敵の襲撃だ」と思い込み、あわてふためいて逃走したという故事から。 〔出〕晋書(しんじょ) 〔類〕落ち武者は芒の穂にも怖ず/脛に疵持てば笹原走る 〔較〕Fear has a quick ear.(恐れる者は耳がはやい)

ことわざ ページ 1052