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がきもにんず【餓鬼も人数】🔗🔉

がきもにんず【餓鬼も人数】 つまらない者でも、たくさん集まれば時には力になるということ。また、その力はあなどりがたいものであるということ。 《参考》 三音・三音として口調を整えた表現。 《類句》餓鬼も千人。

かぎゅうかくじょうのあらそい【蝸牛角上の争い】▽中国🔗🔉

かぎゅうかくじょうのあらそい【蝸牛角上の争い】▽中国 《かたつむりの角(ツノ)の上でする小さな争いの意》取るに足りないつまらない争いのたとえ。「蝸角(カカク)の争い」「蛮触(ハ゛ンショク)の争い」「かたつむりの角争い」とも。 《参考》 かたつむりの左の角には触(ショク)の国、右の角には蛮(ハ゛ン)の国があり、仲が悪くていつも戦争をし、あるときは激戦15日も続いて死者は数万に達したという。 《出典》 〔荘子(ソウシ゛)・則陽篇〕

かぎりをつくす【限りを尽くす】🔗🔉

かぎりをつくす【限りを尽くす】 その極限まで行うことのたとえ。 《例文》 「ぜいたくの限りを尽くす。」

かくすよりあらわる【隠すより現る】🔗🔉

かくすよりあらわる【隠すより現る】 隠し事は、隠すとかえって人に知られやすいということ。 《類句》隠すこと千里。隠せばなお現る。

かくせいていざをおかす【客星帝座を犯す】▽中国🔗🔉

かくせいていざをおかす【客星帝座を犯す】▽中国 身分の低い者が天子の位をねらうことのたとえ。 《参考》 (イ)「客星」は、新星・超新星やすい星などの一時的に現れやがて消えてゆく星。 (ロ)後漢の厳光(ケ゛ンコウ)は、あるとき若いころ友達だった光武帝に招かれて昔を語り合い、ともに寝たが、夜中に誤って厳光の足が帝の腹の上に載った。一方、天文(テンモン)を観察していた史官が天文の異状を発見し、驚いて翌日帝に報告したという。 《出典》 因ッテ共ニ偃臥(エンカ゛)シ、光、足ヲ以(モッ)テ帝ノ腹上ニ加ウ。明日太史奏ス。客星御座ヲ犯スコト甚(ハナハ)ダ急ナリト。帝笑ッテ曰(イワ)ク、朕(チン)ガ故人厳子陵ト共ニ臥(フ)スノミト。〔後漢書(コ゛カンシ゛ョ)・逸民伝〕

かくぶつちち【格物致知】▽中国🔗🔉

かくぶつちち【格物致知】▽中国 物事の理を窮め尽くして自分の知識を完成させること。 《参考》 (イ)「格」は、いたるの意。「致」は、きわめるの意。 (ロ)儒学では「格物致知」の考えによって心を正しくすることができ、そこから身を修め、家を斉(トトノ)え、国を治めることができるとする。 《出典》 其(ソ)ノ心ヲ正シクセント欲スル者ハ、先(マ)ズ其ノ意ヲ誠(マコト)ニス。其ノ意ヲ誠ニセント欲スル者ハ、先ズ其ノ知ヲ致ス。知ヲ致スハ物ニ格(イタ)ルニ在リ。〔大学(タ゛イカ゛ク)〕

ことわざ ページ 107