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まがらねばよがわたられぬ【曲がらねば世が渡られぬ】🔗🔉

まがらねばよがわたられぬ【曲がらねば世が渡られぬ】 道理にかなった正しいことだけでは世の中をうまく渡ってはいけない。時には相手のすることや言うことがまちがいだとわかっても、自分の意を曲げて迎合したり、見て見ぬふりをしたりしなければならないということ。 〔類〕人と屏風は直ぐには立たぬ/水清ければ魚棲まず

まがれるえだにはまがれるかげあり【曲がれる枝には曲がれる影あり】🔗🔉

まがれるえだにはまがれるかげあり【曲がれる枝には曲がれる影あり】 原因が悪ければ、当然、悪い結果を生むということ。 ◎曲がった枝には、その曲がった枝と同じ形の影ができるの意から。 〔較〕A crooked stick will have a crooked shadow.(曲がった棒には曲がった影ができる)

まくらをたかくしてねる【枕を高くして寝る】🔗🔉

まくらをたかくしてねる【枕を高くして寝る】 気にかかることがなく、心安らかに眠ること。心配事がなにもないことを言う。 ◎「枕を高くして眠る」とも言う。 〔出〕史記

まけおしみのへらずぐち【負け惜しみの減らず口】🔗🔉

まけおしみのへらずぐち【負け惜しみの減らず口】 負けた者が、くやしさのあまり憎まれ口をたたくこと。

まけるがかち【負けるが勝ち】🔗🔉

まけるがかち【負けるが勝ち】 時には、あえて争わずに相手に負けたことにしておいたほうが、結果的には有利になり、勝ちに結びつくことがあるということ。 ◎いろはがるた(江戸)。 〔例〕「負けて勝つとは引き分けの実母」(古川柳) 〔類〕逃げるが勝ち 〔較〕He stoops to conquer.(勝たんとて身を屈する)

まこそうよう【麻姑掻痒】🔗🔉

まこそうよう【麻姑掻痒】 かゆいところに手の届くように親切なことのたとえ。 ◎「麻姑」は中国伝説の仙女で、鳥のように長い爪を持ち、この爪で痒(かゆ)い所を掻(か)いてもらうとたいへんよい気持ちであったということから。 〔出〕神仙伝 〔対〕隔靴掻痒

まさかのときのともこそしんのとも【まさかの時の友こそ真の友】🔗🔉

まさかのときのともこそしんのとも【まさかの時の友こそ真の友】 苦境に陥り、苦しんでいるときに、力になり助けてくれる友こそ、かけがえのないほんとうの友だちということ。 ◎「困った時の友こそ真の友」とも言う。英語のA friend in need is a friend indeed.から。

ことわざ ページ 1074