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ぼけつをほる【墓穴を掘る】🔗🔉

ぼけつをほる【墓穴を掘る】 自分で自分を滅ぼすような原因を作ることのたとえ。 ◎自分を葬るための墓穴を自分で掘るの意から。「自ら墓穴を掘る」とも言う。

ぼたんにからじし たけにとら【牡丹に唐獅子 竹に虎】🔗🔉

ぼたんにからじし たけにとら【牡丹に唐獅子 竹に虎】 絵になる取り合わせのよいもの、釣り合うもののたとえ。 ◎→梅に鴬(うぐいす)

ぼんとしょうがつがいっしょにきたよう【盆と正月が一緒に来たよう】🔗🔉

ぼんとしょうがつがいっしょにきたよう【盆と正月が一緒に来たよう】 うれしいこと、楽しいことが重なることのたとえ。また、めちゃくちゃに忙しいことのたとえ。 ◎あたかも盆と正月が一緒にやって来たように大騒ぎするの意から。「盆と祭りが一緒に来たよう」とも言う。 〔対〕月雪花は一度に眺められぬ 〔較〕As busy as all quarterdays have come together.(四季支払い日が一緒に来た忙しさ)

ぼんのうのいぬはおえどもさらず【煩悩の犬は追えども去らず】🔗🔉

ぼんのうのいぬはおえどもさらず【煩悩の犬は追えども去らず】 いくら追ってもまつわりついて離れない犬のように、欲望が人につきまとってなかなか離れないことのたとえ。 〔例〕「煩悩の犬が食い切る後家の数珠」(古川柳)

ぽつぽつさんねん なみはちねん【ぽつぽつ三年 波八年】🔗🔉

ぽつぽつさんねん なみはちねん【ぽつぽつ三年 波八年】 一人前になるためには、それなりの年月が必要だということ。 ◎日本画で、ぽつぽつと点で表す苔(こけ)をまともに描けるようになるのに三年、波を巧みに描けるようになるには八年の歳月がかかるの意から。 〔類〕首振り三年ころ八年

まいきょにいとまがない【枚挙に遑がない】🔗🔉

まいきょにいとまがない【枚挙に遑がない】 あまりに多すぎて数えあげることができないほどだということ。 ◎「枚挙」は一つ一つ数えあげること。「遑」は暇のこと。一つ一つ数えあげる暇がないほど多いの意から。「枚挙に遑なし」「枚挙に遑あらず」とも言う。

まえじゅうりょうにうしろさんりょう【前十両に後ろ三両】🔗🔉

まえじゅうりょうにうしろさんりょう【前十両に後ろ三両】 美しい顔にくらべて、後ろ姿がひどく見劣る人のこと。 〔対〕後ろ弁天前不動

まかぬたねははえぬ【蒔かぬ種は生えぬ】🔗🔉

まかぬたねははえぬ【蒔かぬ種は生えぬ】 原因がなければ結果はないということ。なにかを得ようとするなら、それなりの努力がまず必要だということ。 ◎種を蒔かなければなにも生えてはこないの意から。いろはがるた(京都)。 〔類〕打たねば鳴らぬ 〔較〕Harvest follows seedtime.(収穫は種を蒔いたあとに来る)/You cannot make an omelet without breaking eggs.(卵を割らずにオムレツを作ることはできない)

ことわざ ページ 1073