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みつめるなべはにたたない【見つめる鍋は煮立たない】🔗🔉

みつめるなべはにたたない【見つめる鍋は煮立たない】 待つということは時間が長く感じられてつらいものだということ。 ◎鍋を火にかけてほかのことをしているとすぐに煮えたように思えるのに、じっと鍋を見つめて物が煮えるのを待っていると、ひどく長く感じられるの意から。英語のA watched pot never boils.から。 〔類〕待たぬ月日は経ちやすい

みつゆび めはちぶ【三つ指 目八分】🔗🔉

みつゆび めはちぶ【三つ指 目八分】 正しい行儀作法のこと。 ◎すわっておじぎをするときには親指・人差指・中指の三本の指をついて頭を下げ、ものを運ぶときには目の高さ八分目ぐらいのところに両手で差し上げるのが正しい作法であるとされるところから。

みつればかく【盈つれば虧く】🔗🔉

みつればかく【盈つれば虧く】 →月満つれば則ち虧く

みてのごくらく すんでのじごく【見ての極楽 住んでの地獄】🔗🔉

みてのごくらく すんでのじごく【見ての極楽 住んでの地獄】 よそから眺めているのと実際に経験するのとでは、非常に大きな違いがあることのたとえ。 ◎ただ見ただけでは極楽に見えるが、実際にそこに住んでみるとまるで地獄みたいだの意から。「見ては極楽住んでは地獄」とも言う。 〔類〕聞いて極楽見て地獄

みでみをくう【身で身を食う】🔗🔉

みでみをくう【身で身を食う】 自分で自分自身をだめにすることのたとえ。 ◎自分で自分のからだを食べるの意から。「身で身を詰める」とも言う。 〔類〕蛸は身を食う

みなもときよければながれきよし【源清ければ流れ清し】🔗🔉

みなもときよければながれきよし【源清ければ流れ清し】 おおもとが正しければ、それにつながるものもみな正しくなる。上の者のおこないが正しければ下の者も正しくなることのたとえ。 ◎川は源流が清らかに澄んでいれば、おのずから下流も清らかになるの意から。 〔出〕荀子(じゅんし) 〔較〕Muddy spring will have muddy stream.(濁った泉は濁った流れとなる)

みにすぎたかほうはわざわいのもと【身に過ぎた果報は災いの基】🔗🔉

みにすぎたかほうはわざわいのもと【身に過ぎた果報は災いの基】 分不相応のしあわせというものは、とかく災いを招く原因になる。だから、しあわせも分相応なほうがよいということ。 ◎「果報」は幸運・幸福の意。 〔類〕大吉は凶に還る

ことわざ ページ 1083