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むかうのさと【無何有の郷】🔗🔉

むかうのさと【無何有の郷】 自然のままの楽土、理想郷のこと。 ◎「無何有」は何もないことで、何もなく果てしなく広々とした所の意。「むかゆうのきょう」とも読む。 〔出〕荘子(そうじ) 〔類〕桃源郷

むかしせんりもいまいちり【昔千里も今一里】🔗🔉

むかしせんりもいまいちり【昔千里も今一里】 すぐれた人でも、年を取れば普通の人よりも劣ってしまうというたとえ。 ◎昔は千里を行くことができた馬も、今では一里しか行くことができないの意から。 〔類〕騏りんも老いては駑馬に劣る/昔の剣今の菜刀

むかしとったきねづか【昔取った杵柄】🔗🔉

むかしとったきねづか【昔取った杵柄】 かつてしっかりと鍛えた腕前や技なので、腕に覚えがあるということ。 ◎「杵柄」は杵の柄(え)で、昔、杵を巧みに操ったことがあるの意から。 〔例〕「昔取った杵柄で歳忘れ」(古川柳)

むかしのつるぎ いまのながたな【昔の剣 今の菜刀】🔗🔉

むかしのつるぎ いまのながたな【昔の剣 今の菜刀】 かつてすぐれた働きをした人も、年取って時代に合わなくなれば役に立たなくなるということ。また、昔いくらよかったものでも今の役に立たなくてはしかたがなく、たとえつまらないものでも現在役に立つもののほうがよいということ。 ◎昔は剣として使われていたものが、今ではせいぜい菜切り包丁にしか使えないの意から。また、昔は剣がもてはやされたが、今では菜刀のほうが実用的で重宝がられるの意から。 〔類〕騏りんも老いては駑馬に劣る/昔千里も今一里

むかしはかたでかぜをきりいまはあるくにいきをきる【昔は肩で風を切り今は歩くに息を切る】🔗🔉

むかしはかたでかぜをきりいまはあるくにいきをきる【昔は肩で風を切り今は歩くに息を切る】 人生の浮沈の激しいことのたとえ。 ◎昔はさっそうと肩で風を切ったものだが、今ではただ歩くだけで息が切れるほど衰えてしまったの意から。 〔較〕We shall never be younger.(だれも若返ることはない)

むかしはむかし いまはいま【昔は昔 今は今】🔗🔉

むかしはむかし いまはいま【昔は昔 今は今】 昔のことは昔のこと、今はあくまでも今なのだから、昔はああだった、こうだったと言ってもはじまらないし、通用しないということ。 〔類〕昨日は昨日今日は今日

ことわざ ページ 1087