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やすきことたいざんのごとし【安きこと泰山の如し】🔗🔉

やすきことたいざんのごとし【安きこと泰山の如し】 どっしりと落ち着いて、ものに動じないようすの形容。 ◎「泰山」は、中国山東省にある高く大きいことで名高い山。落ち着いてどっしりとしていることといったら、あたかもあの泰山のようだの意から。 〔出〕漢書(かんじょ)

やすきをぬすむ【安きを偸む】🔗🔉

やすきをぬすむ【安きを偸む】 →偸安(とうあん)

やすものかいのぜにうしない【安物買いの銭失い】🔗🔉

やすものかいのぜにうしない【安物買いの銭失い】 値段の安い物は安いなりに質が悪くてすぐに壊れてしまったり、使いにくかったりなどして買い替える羽目になり、結局は高くついて損をするということ。 ◎いろはがるた(江戸)。 〔類〕安物は高物 〔較〕A cheap purchase is money lost.(安物買いは銭失いである)

やすりとくすりののみちがい【鑢と薬の飲み違い】🔗🔉

やすりとくすりののみちがい【鑢と薬の飲み違い】 わずかな違いのために、早とちりしてしまうことのたとえ。また、早合点をすると、まちがいのもとになるというたとえ。 ◎やすりの「や」を八に、くすりの「く」を九に通わせて調子よく言ったことば。

やせうでにもほね【痩せ腕にも骨】🔗🔉

やせうでにもほね【痩せ腕にも骨】 たとえ微力な者でも、それなりの意地や誇りを持っている。だから、決してあなどってはならないということ。 ◎痩せて非力な腕にも、堅い骨が通っているの意から。 〔類〕一寸の虫にも五分の魂

やせうまにおもに【痩せ馬に重荷】🔗🔉

やせうまにおもに【痩せ馬に重荷】 手に負えないような仕事や、背負いきれない重責を負わされることのたとえ。 ◎痩せ衰えた馬に、とても耐えられないような重い荷を背負わせるの意から。

やせてもかれても【痩せても枯れても】🔗🔉

やせてもかれても【痩せても枯れても】 どんなに落ちぶれても、誇りや気概を失わないことの形容。 ◎どんなに外見が痩せ衰えようとも、枯れ果てて見えようともの意から。

やせのおおぐい【痩せの大食い】🔗🔉

やせのおおぐい【痩せの大食い】 痩せているから小食だろうと思う人が、からだに似合わず案外大食いだったりするということ。

ことわざ ページ 1105