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やけののきぎす よるのつる【焼野の雉子 夜の鶴】🔗⭐🔉
やけののきぎす よるのつる【焼野の雉子 夜の鶴】
子を思う親の情愛がきわめて深いことのたとえ。
◎「きぎす」はきじのこと。きじが自分の巣のある野を焼かれても危険を顧みずに子を救おうとし、また、霜の降りる寒い夜に鶴は子を羽根でおおって暖めるということから。「夜の鶴」「子を思う夜の鶴」とも言う。
やけのやんぱち【やけのやん八】🔗⭐🔉
やけのやんぱち【やけのやん八】
やけくそを人名めかして、おもしろおかしく言ったことば。
やけぼっくいにはひがつきやすい【焼け木杭には火がつきやすい】🔗⭐🔉
やけぼっくいにはひがつきやすい【焼け木杭には火がつきやすい】
夫婦とか恋人どうしとかの関係にあった男女の仲は、縁が切れていったん別れても、ほんのわずかなきっかけで、またもとの関係に戻りやすいというたとえ。
◎「焼け木杭」は燃えさしの杭(くい)のことで、火が簡単につきやすいことから。「燃え杭(ぐい)には火がつきやすい」とも言う。
〔較〕Wood half‐burnt is easily kindled.(半焼けの木は燃えやすい)
やこぜん【野狐禅】🔗⭐🔉
やこぜん【野狐禅】
禅の修行僧がまだ悟りを得てもいないくせに、勝手に悟ったつもりになってうぬぼれること。転じて、生半可な知識で、さもものごとを理解しているようにうぬぼれている人のこと。
◎一説に、いいかげんに禅を学んでおきながら、いかにも悟ったようすで人をたばかる者を野狐(のぎつね)にたとえた語と言われる。「生禅(なまぜん)」とも言う。
〔出〕蘇軾(そしょく)
やしょくすぎてのぼたもち【夜食過ぎての牡丹餅】🔗⭐🔉
やしょくすぎてのぼたもち【夜食過ぎての牡丹餅】
なにごとも時機が過ぎればねうちがなくなってしまうということ。
◎夕食後の満腹した状態では、せっかくの牡丹餅もありがたくないことから。
ことわざ ページ 1104。