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かねもちとはいふきはたまるほどきたない【金持ちと灰吹きは溜まる程汚い】🔗🔉

かねもちとはいふきはたまるほどきたない【金持ちと灰吹きは溜まる程汚い】 金持ちは、金がたまればたまるほどけちになって物事のやりかたが汚くなるということ。 《参考》 「灰吹き」は、たばこの灰や吸いがらを捨てる筒。 《類句》金と塵(チリ)は積もる程汚い。掃き溜めと金持ちは溜まる程汚い。

かねやたいこでさがす【鉦や太鼓で捜す】🔗🔉

かねやたいこでさがす【鉦や太鼓で捜す】 方々を大騒ぎして大ぜいで捜し回ることのたとえ。 《例文》 「優秀な新卒者を鉦や太鼓で捜している。」 《参考》 昔、迷子を捜すのに、大ぜいで鉦や太鼓を鳴らして捜したことから。

かねをねかす【金を寝かす】🔗🔉

かねをねかす【金を寝かす】 金銭を活用することなく、むだに蓄えておくことのたとえ。 《例文》 「今どき、何億という金を寝かせておくなんてばかなことだ。」

かのすね【蚊の臑】🔗🔉

かのすね【蚊の臑】 蚊の脚のような、か細いすねのたとえ。 《例文》 「病気でひどくやせ、足など蚊のすねほどになった。」

かのなくよう【蚊の鳴くよう】🔗🔉

かのなくよう【蚊の鳴くよう】 蚊の羽の音ほどのかすかな声で物を言うことのたとえ。 《例文》 「尋問に対して、蚊の鳴くような声で答えた。」

かのなみだ【蚊の涙】🔗🔉

かのなみだ【蚊の涙】 ほんの少しの分量の物のたとえ。 《例文》 「月々の掛け金いうたら、ほんの蚊の涙ほどのわずかなことでござりますけれど、」《宇野千代(ウノチヨ)・おはん》 《類句》雀(スス゛メ)の涙。

かはしゅうにてきせず【寡は衆に敵せず】▽中国🔗🔉

かはしゅうにてきせず【寡は衆に敵せず】▽中国 衆寡敵せず

かぶがあがる【株が上がる】🔗🔉

かぶがあがる【株が上がる】 《株券の値が上がることから》世間での評価が高まることのたとえ。 《例文》 「例の事件以来あの人の株が上がった。」

かふくはあざなえるなわのごとし【禍福は糾える縄の如し】▽中国🔗🔉

かふくはあざなえるなわのごとし【禍福は糾える縄の如し】▽中国 不幸なことがもとで幸福になったり、幸福がもとで不幸になったりして、この世の幸・不幸はよりあわせた縄のように表裏をなすものである。 《出典》 禍(ワサ゛ワイ)ニ因ッテ福(サイワイ)ト為(ナ)ス。成敗ノ転ズル、譬(タト)エバ糾墨(キュウホ゛ク)ノ若(コ゛ト)シ。〔史記(シキ)・南越伝〕 《類句》吉凶は糾える縄の如し。塞翁(サイオウ)が馬。

ことわざ ページ 121