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きょはきをうつす【居は気を移す】▽中国🔗⭐🔉
きょはきをうつす【居は気を移す】▽中国
地位や住居は、そこにいる人の性格や思想を変えるということ。
《参考》
孟子(モウシ)が大国の斉(セイ)の王子を批評して言ったことば。
《出典》
居ハ気ヲ移シ、養(ヨウ)ハ体(タイ)ヲ移ス。大ナルカナ居ヤ。〔孟子(モウシ)・尽心上篇〕
ぎょふくにほうむられる【魚腹に葬られる】▽中国🔗⭐🔉
ぎょふくにほうむられる【魚腹に葬られる】▽中国
《死んで魚の腹に葬られるの意》海や川で溺(オホ゛)れて死ぬことのたとえ。
《参考》
あまりにも潔癖であるために追放された屈原(クツケ゛ン)が、川のほとりで濁った世を嘆いて言ったことば。
《出典》
寧(ムシ)ロ湘流(ショウリュウ)ニ赴キテ、江魚(コウキ゛ョ)ノ腹中ニ葬ラルルトモ、安(イス゛ク)ンゾ能(ヨ)ク皓皓(コウコウ)ノ白キヲ以(モッ)テシテ、世俗ノ塵埃(シ゛ンアイ)ヲ蒙(コウム)ランヤ。〔楚辞(ソシ゛)・漁父〕
ぎょふのり【漁夫の利】▽中国🔗⭐🔉
ぎょふのり【漁夫の利】▽中国
両者が争っているすきに付け込んで第三者が利益を横取りすることのたとえ。
《例文》
「党内の主流派が分裂して争っている間に反主流派が漁夫の利を占めてしまった。」
《参考》
(イ)「漁夫」は「漁父」とも書く。
(ロ)からす貝を食おうとしてその肉をつついた鷸(シキ゛)のくちばしをからす貝がはさんでしまい、両方が争っているときに漁師がやって来てどちらも苦もなく捕らえたという。
(ハ)鷸蚌の争い。
《出典》
〔戦国策(センコ゛クサク)・楚〕
きよみずのぶたいからとびおりる【清水の舞台から飛び降りる】🔗⭐🔉
きよみずのぶたいからとびおりる【清水の舞台から飛び降りる】
重大な問題について、うまくゆくかどうか分からないが、思い切って決断を下すことのたとえ。
《参考》
京都にある清水寺の舞台は、断がいの上に作られている。
《類句》清水の舞台から後ろ飛び。
きょをつく【虚を衝く】🔗⭐🔉
きょをつく【虚を衝く】
敵の油断を利用してすばやく攻撃することのたとえ。
《例文》
「販路拡大では、日本の業者はヨーロッパの業者の虚をついて成功した。」
ことわざ ページ 151。