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きょくせき【跼蹐】▽中国🔗🔉

きょくせき【跼蹐】▽中国 《天が自分を押しつぶしはせぬかと背をかがめて歩き、地が陥没しはせぬかと抜き足で歩くの意》非常に恐れはばかって自由な行動ができないでいること。「天に跼(セクク゛マ)り地に蹐(ヌキアシ)す」「跼天(キョクテン)蹐地(セキチ)」とも。 《参考》 「跼」は、身をかがめるの意。「蹐」は、抜き足差し足で歩くの意。 《出典》 天ヲ蓋(ケタ゛)シ高シト謂(イ)ウモ、敢(アエ)テ局セズンバアラズ、地ヲ蓋シ厚シト謂ウモ、敢テ蹐セズンバアラズ。〔詩経(シキョウ)・小雅・正月〕

ぎょくせきこんこう【玉石混淆】▽中国🔗🔉

ぎょくせきこんこう【玉石混淆】▽中国 《玉と石とが入り交じっているの意》よいものと悪いものとが入り交じっていること。 《例文》 「この詩集は玉石混交だ。」 《参考》 「混淆」は「混交」とも書く。 《出典》 真偽顛倒(テントウ)、玉石混淆、広楽ヲ桑同ニ同ジウシ、竜章(リュウショウ)(竜の模様を描いた服)ヲ卉服(キフク)(草で織った服)ニ釣(チョウ)ス。〔抱朴子(ホウホ゛クシ)〕 《類句》玉石同架。

ぎょくせきともにやく【玉石倶に焚く】▽中国🔗🔉

ぎょくせきともにやく【玉石倶に焚く】▽中国 《値うちのある玉もつまらない石も共に焼けてなくなるの意》善も悪も共に害を受けて滅びることのたとえ。 《出典》 火ハ崑岡(コンコウ)ニ炎(モ)エ、玉石倶ニ焚ク。天吏(テンリ)ノ逸徳ハ、猛火ヨリモ烈(ハケ゛)シ。〔書経(ショキョウ)・胤征篇〕 《類句》玉石同(トモ)に砕く。

ぎょくふをこう【玉斧を乞う】🔗🔉

ぎょくふをこう【玉斧を乞う】 《美しい斧(オノ)で削ることを請い求めるの意》相手を敬ってその人に自分の詩文の添削を頼むこと。 《類句》雷斧(ライフ)を乞う。斧正(フセイ)を乞う。

きょせいをはる【虚勢を張る】🔗🔉

きょせいをはる【虚勢を張る】 無理にうわべを威勢よく見せて空威張りする。 《例文》 「社長が虚勢を張って見せても、倒産寸前なのは公然の秘密だ。」

きょそをうしなう【挙措を失う】🔗🔉

きょそをうしなう【挙措を失う】 取り乱してその場にふさわしくない振る舞いをすることのたとえ。 《例文》 「大ぜいの面前で侮辱され、挙措を失ってしまった。」 《参考》 「挙措」は、振る舞いの意。

ことわざ ページ 150