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くうをきる【空を切る】🔗🔉

くうをきる【空を切る】 刀や棒などを振っても物に当たらないことのたとえ。 《例文》 「いら立てば立つ程、彼の打つ太刀は皆空を斬って、」《芥川竜之介(アクタカ゛ワリュウノスケ)・偸盗》

くおうとてやせる【食おうとて痩せる】🔗🔉

くおうとてやせる【食おうとて痩せる】 食おうとして苦労し、身がやせ細る。生計を立ててゆくためにはあくせく働かなければならないということ。 《類句》口に使われる。口ゆえ使われる。

くがみらくづめ【苦髪楽爪】🔗🔉

くがみらくづめ【苦髪楽爪】 苦労をしているときは髪の毛が早く伸びやすく、楽をしているときは爪が早く伸びやすいということ。 《参考》 苦爪楽髪。

くぎをさす【釘を刺す】🔗🔉

くぎをさす【釘を刺す】 間違えたり約束をたがえたりしないように、念を押すことのたとえ。 《例文》 「そんなことをやられてはたいへんなので、ちゃんと釘を刺しておいた。」

ぐこうやまをうつす【愚公山を移す】▽中国🔗🔉

ぐこうやまをうつす【愚公山を移す】▽中国 粘り強く努力を続ければ、物事は必ず成し遂げられるというたとえ。 《参考》 昔、太行(タイコウ)山と王屋(オウオク)山という高山があった。その北側のふもとの険しい地に北山の愚公という90歳に近い老人が住んでいたが、山が邪魔になって回り道をしなければ家の出入りができないので、子と孫と3人で山を切り崩し始めた。渤海(ホ゛ッカイ)まで行って土を捨てて帰って来ると1年かかった。これを見てある知恵者が笑ったところ、愚公は「自分が死んでも子孫が代々引き続いてやればいつかは成功する。」と言って仕事を続けた。天帝がこれを聞いて感心し、二つの山をよそに移させ、辺りを平野にしたという。 《出典》 〔列子(レッシ)・湯問篇〕

くさいめしをくう【臭い飯を食う】🔗🔉

くさいめしをくう【臭い飯を食う】 刑務所で懲役に服すること。 《例文》 「どろぼうなどやれば、くさい飯を食うことになる。」

ことわざ ページ 157