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くさいものにふたをする【臭い物に蓋をする】🔗🔉

くさいものにふたをする【臭い物に蓋をする】 《くさいにおいを出す物を入れた器にふたをして、においが外へ漏れないようにするの意》悪いことや醜いことをなくそうとしないで、一時しのぎの手段を用いて隠すことのたとえ。

くさいものみしらず【臭い者身知らず】🔗🔉

くさいものみしらず【臭い者身知らず】 自分に悪臭のある者はその悪臭に自分では気付かない。自分の弱点や欠点には気が付きにくいということ。 《類句》息の臭きは主知らず。

くさきにもこころをおく【草木にも心を置く】🔗🔉

くさきにもこころをおく【草木にも心を置く】 木にも草にも心を置く

くさきもなびく【草木も靡く】🔗🔉

くさきもなびく【草木も靡く】 人はもちろん草木でさえその方向に向かってなびく。 《例文》 「佐渡へ佐渡へと草木もなびく。」 権力者などの勢力が強いことのたとえ。 《例文》 「草木もなびくほどの威光。」

くさきもねむる【草木も眠る】🔗🔉

くさきもねむる【草木も眠る】 《人はもちろん草木でさえ眠るの意》夜がふけ、すべてのものが眠ってしまって静かなことのたとえ。 《例文》 「草木も眠る丑(ウシ)三つ時(午前2時から2時半ごろ)。」

くさってもたい【腐っても鯛】🔗🔉

くさってもたい【腐っても鯛】 腐ってもたいはたいで、魚の王者らしく他の魚よりすぐれている。もともと価値のあるものは、少しぐらい悪くなってもやはり他のものよりは価値があることのたとえ。 《類句》ちぎれても錦(ニシキ)、腐りても鯛。破れても小袖(コソテ゛)。襤褸(ホ゛ロ)でも八丈。

くさのねをわけて【草の根を分けて】🔗🔉

くさのねをわけて【草の根を分けて】 あらゆる手段を使ってすみずみまで捜し回るようす。 《例文》 「君が大物なら、草の根をわけても捜索するだろうが、」《獅子文六(シシフ゛ンロク)・てんやわんや》

くさびをさす【楔を差す】🔗🔉

くさびをさす【楔を差す】 後で問題の起こらないように相手の注意を促し、堅く約束しておく。念を押す。 《例文》 「1年でも留年した場合は学資は送らないとくさびを差された。」

くじのたおれ【孔子の倒れ】🔗🔉

くじのたおれ【孔子の倒れ】 《聖人の孔子(コウシ)が倒れるの意》どんなすぐれた人にでも失策はあるものだということ。 《参考》 「くじ」は「孔子」の呉音読み。 《類句》弘法も筆の誤り。猿も木から落ちる。

ことわざ ページ 158