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ころもばかりでおしょうはできぬ【衣ばかりで和尚は出来ぬ】🔗🔉

ころもばかりでおしょうはできぬ【衣ばかりで和尚は出来ぬ】 形だけ整っていても内容がなくては役に立たないということ。また、人の外観だけでその人を判断してはならないということ。 《類句》数珠(シ゛ュス゛)ばかりでは和尚はできぬ。

ころんでもただではおきない【転んでも只では起きない】🔗🔉

ころんでもただではおきない【転んでも只では起きない】 失敗してもそのことから利益を得るほど、要領がよくて欲が深いことのたとえ。 《類句》倒れても土を掴(ツカ)む。転(コ)けても砂。転けたところで火打ち石。転けても馬の糞(クソ)。

コロンブスのたまご【コロンブスの卵】▽西洋🔗🔉

コロンブスのたまご【コロンブスの卵】▽西洋 結果から見ればだれにでもできる簡単なことでも、最初に思い付くことはむずかしいことのたとえ。また、そのような物事のたとえ。 《参考》 コロンブスが新大陸を発見したとき、人々がねたんで、「船を西へ進めて行ったらたまたま大陸に着いただけで、そんなことはだれにでもできる。」と言ったので、コロンブスは、テーブルの卵を取り上げて、「これをテーブルに立ててみよ。」と言ったが、だれもできなかった。そこでコロンブスは、卵の一端をテーブルに軽くぶつけてつぶし、それを立ててみせたという。

こわいものみたさ【怖い物見たさ】🔗🔉

こわいものみたさ【怖い物見たさ】 恐ろしいものは、かえって好奇心を刺激されて見たくなるということ。 《例文》 「怖い物見たさで、子ども同士で幽霊屋敷に乗り込んだ。」 《類句》怖し見たし。

こをしることちちにしくはなし【子を知ること父に若くは莫し】▽中国🔗🔉

こをしることちちにしくはなし【子を知ること父に若くは莫し】▽中国 子を理解することにかけてはその父に及ぶものはない。父はわが子の長所や欠点を理解し知り尽くしているということ。 《出典》 〔管子(カンシ)・大匡篇〕

こをすつるやぶはあれどみをすつるやぶはなし【子を捨つる藪はあれど身を捨つる藪は無し】🔗🔉

こをすつるやぶはあれどみをすつるやぶはなし【子を捨つる藪はあれど身を捨つる藪は無し】 生活に困って子どもを捨てることはできても、自分の身を捨てることはできないということ。

ことわざ ページ 206