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さわりさんびゃく【触り三百】🔗🔉

さわりさんびゃく【触り三百】 《ちょっと触っただけで300文の損をするの意》物事に余計な口出しなどをしたばかりに思わぬ迷惑をこうむることのたとえ。 《類句》触り三百当たり五百。

ざをみてさらをねぶれ【座を見て皿を舐れ】🔗🔉

ざをみてさらをねぶれ【座を見て皿を舐れ】 上品な人がそろっている所でごちそうの皿をなめるような下品なことをすれば、育ちの悪さが分かってしまうから、その場にふさわしい振る舞いをすべきであるということ。

ざをもつ【座を持つ】🔗🔉

ざをもつ【座を持つ】 酒席などで、和やかさを保つように注意を行き届かせて振る舞う。「座を取り持つ」とも。 《例文》 「お偉方を相手に座を持つのはくたびれる。」

さんうきたらんとほっしてかぜろうにみつ【山雨来らんと欲して風楼に満つ】▽中国🔗🔉

さんうきたらんとほっしてかぜろうにみつ【山雨来らんと欲して風楼に満つ】▽中国 《山から雨が今にも降り下りそうで、風がさっと高殿に吹き付けるの意》事件などが起ころうとしていてようすが隠やかでないことのたとえ。 《出典》 渓雲(ケイウン)初メテ起コリ日ハ閣(カク)ニ沈ム、山雨来ラント欲シテ風ハ楼ニ満ツ。鳥ハ緑蕪(リョクフ゛)ニ下リヌ秦苑(シンエン)ノ夕ベ、蝉(セミ)ハ黄葉ニ鳴ク漢宮(カンキュウ)ノ秋。〔許渾(キョコン)・咸陽城の東楼〕

さんがいにいえなし【三界に家なし】🔗🔉

さんがいにいえなし【三界に家なし】 女は三界に家なし

さんぐんもすいをうばうべきなり、ひっぷもこころざしをうばうべからざるなり【三軍も帥を奪う可きなり、匹夫も志を奪う可からざるなり】▽中国🔗🔉

さんぐんもすいをうばうべきなり、ひっぷもこころざしをうばうべからざるなり【三軍も帥を奪う可きなり、匹夫も志を奪う可からざるなり】▽中国 大軍に守られている大将を奪い取ることはできるが、一人の人間の堅い意志を変えさせることはできない。 《参考》 「匹夫」は、一人の男性。 《出典》 〔論語(ロンコ゛)・子罕篇〕

さんこのれい【三顧の礼】▽中国🔗🔉

さんこのれい【三顧の礼】▽中国 地位の高い人や目上の人が、ある人に礼を尽くして仕事を依頼すること。 《例文》 「知事は三顧の礼を尽くして彼を局長に迎えた。」 《参考》 蜀(ショク)の劉備(リュウヒ゛)は即位前、諸葛孔明(ショカツコウメイ)を軍師として迎えるため、その庵(イオリ)を3度訪ねたという。 《出典》 〔諸葛亮(ショカツリョウ)・前出師の表〕

ことわざ ページ 216