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さるのしりわらい【猿の尻笑い】🔗⭐🔉
さるのしりわらい【猿の尻笑い】
《猿が自分のしりの赤くて醜いことに気がつかず、他の猿のしりを見て笑うの意》自分のことを反省せずに人の欠点をあざ笑うことのたとえ。
《類句》猿の面笑い。猿の柿(カキ)笑い。目糞(メクソ)鼻糞を笑う。
さるのひとまね【猿の人真似】🔗⭐🔉
さるのひとまね【猿の人真似】
《猿が人間のまねをすることから》よく考えずに人をまねることのたとえ。猿まね。
《参考》
あざけって言うことば。
《類句》鵜(ウ)のまねする烏(カラス)。
さるもきからおちる【猿も木から落ちる】🔗⭐🔉
さるもきからおちる【猿も木から落ちる】
《木登りの達者な猿でもときには木から落ちるの意》その道にすぐれた者でもときにはその得意のわざで失敗することがあるということ。
《類句》弘法にも筆の誤り。河童(カッハ゜)の川流れ。釈迦(シャカ)にも経の読み違い。上手の手から水が漏る。知者も千慮の一失。
さるものはおわず【去る者は追わず】▽中国🔗⭐🔉
さるものはおわず【去る者は追わず】▽中国
立ち去って行こうとする者は無理に引き止めない。
《参考》
「来(キタ)る者は拒まず」と対(ツイ)になっている。
《出典》
来ル者ハ拒ム勿(ナ)カレ、去ル者ハ追ウ勿カレ。〔春秋公羊伝(シュンシ゛ュウクヨウテ゛ン)・隠公二年・注〕夫子(フウシ)ノ科ヲ設クルヤ、往(ユ)ク者ハ追ワズ、来ル者ハ拒マズ。苟(イヤシ)クモ是(コ)ノ心ヲ以(モッ)テ至ラバ、斯(ココ)ニ之(コレ)ヲ受クルノミ。《孟子(モウシ)・尽心下篇》
《類句》往く者は追わず。
さるものはひびにうとし【去る者は日日に疎し】▽中国🔗⭐🔉
さるものはひびにうとし【去る者は日日に疎し】▽中国
親しかった者でも、遠く離れて住むと、次第に仲が疎遠になるということ。また、死んだ者は、月日がたつに従って次第に忘れられるということ。
《参考》
古い墓の主を親しくしのぶ人もないと思うと、人の世のはかなさが身にしみると詠んだ詩の第一句にある。
《出典》
去ル者ハ日ニ以(モッ)テ疎ク、来ル者ハ日ニ以テ親シ。郭門ヲ出デテ直視スレバ、但(タタ゛)丘(キュウ)ト墳(フン)トヲ見ルノミ。〔文選(モンセ゛ン)・古詩十九首〕
ことわざ ページ 215。