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しにばなをさかせる【死に花を咲かせる】🔗🔉

しにばなをさかせる【死に花を咲かせる】 死ぬまぎわになって死後に誉れを残すような立派なことをする。 《例文》 「全遺産を社会施設に寄付したのは、死に花を咲かせたものといえよう。」

しにみずをとる【死に水を取る】🔗🔉

しにみずをとる【死に水を取る】 死に際に、死んでゆく人の唇(クチヒ゛ル)を水で湿す。 臨終まで世話をすること。

しにわかれよりいきわかれ【死に別れより生き別れ】🔗🔉

しにわかれよりいきわかれ【死に別れより生き別れ】 死別することよりも生別することのほうがずっとつらく悲しいものであるということ。

しにんにくちなし【死人に口なし】🔗🔉

しにんにくちなし【死人に口なし】 死んでしまった人は弁解したり証言したりすることができない。 《参考》 死人に無実の罪や責任を負わせたり、死人を証人に立てようとしたりするときに言うことば。

しぬものびんぼう【死ぬ者貧乏】🔗🔉

しぬものびんぼう【死ぬ者貧乏】 《死んだ者は損であるの意》生きていればよい目に会うかもしれないのであるから、死んだ者がいちばん不幸であるということ。 《類句》死ぬ者は損。死ぬ者が貧乏籤(ヒ゛ンホ゛ウクシ゛)。

しぬるこはみめよし【死ぬる子は眉目よし】🔗🔉

しぬるこはみめよし【死ぬる子は眉目よし】 《早死にした子に限って器量がよかったと思われるように》早死にした者は惜しまれることのたとえ。 《類句》死に子顔よし。

しぬるばかりはまこと【死ぬるばかりは真】🔗🔉

しぬるばかりはまこと【死ぬるばかりは真】 この世はうそばかりであるが、死ぬということだけはうそのない事実であるということ。

しのぎをけずる【鎬を削る】🔗🔉

しのぎをけずる【鎬を削る】 《刀で激しく切り合って鎬(シノキ゛)を削り落とすの意》一つのものを求めて激しく争い合うことのたとえ。 《例文》 「両商社は売り込みに鎬(シノキ゛)を削った。」 《参考》 「鎬」は、刀の峰と刃の間の少し高くなった部分。

しのげきをすぐるがごとし【駟の隙を過ぐるが如し】▽中国🔗🔉

しのげきをすぐるがごとし【駟の隙を過ぐるが如し】▽中国 《非常に速い四頭立ての馬車が戸のすきまの向こうを走り過ぎるのを見るようであるの意》月日の過ぎるのが非常に早いことのたとえ。 《出典》 三年ノ喪(ソウ)、二十五月(ケ゛ツ)ニシテ畢(オ)ワル。駟ノ隙ヲ過グルガ若(コ゛ト)シ。〔礼記(ライキ)・三年問篇〕 《類句》白駒(ハック)の隙を過ぐるが如し。光陰矢の如し。

ことわざ ページ 234