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じょうふをもうけず【城府を設けず】▽中国🔗⭐🔉
じょうふをもうけず【城府を設けず】▽中国
《都市を守るための防壁を造らないの意》人と交際するとき、警戒心を持たず、打ち解けることのたとえ。
《出典》
尭兪(キ゛ョウユ)厚重ニシテ言寡(スクナ)ク、人ト遇(ア)ウニ城府ヲ設ケズ、人自(オノス゛)カラ欺クニ忍ビズ。〔宋史(ソウシ)・博尭兪伝〕
《類句》城郭(シ゛ョウカク)を設けず。
しょうべんいっちょうくそいちり【小便一町糞一里】🔗⭐🔉
しょうべんいっちょうくそいちり【小便一町糞一里】
《歩いていて途中で小便をするために道連れに後れる道のりは1町であり、大便のためには1里であるの意》大小便のために道連れに後れることのたとえ。
《類句》小便一町糞八町。小便一町飯一里。
小便は1町ぐらい、大便は1里ぐらいの間我慢できるということ。
《参考》
1町は約109メートル。1里は36町、約3.93キロメートル。
しょうぼうにきとくなし【正法に奇特なし】🔗⭐🔉
しょうぼうにきとくなし【正法に奇特なし】
正しい宗教には不思議な利益(リヤク)などはなく、あるとすれば邪教であるということ。
《類句》正法に不思議なし。
しょうめんきって【正面切って】🔗⭐🔉
しょうめんきって【正面切って】
《真っすぐ正面を向くの意から》遠回しに言ったり遠慮したりせずに改まった態度で相手に対するようす。
《例文》
「正面切っての批判。」
しょうもんのだしおくれ【証文の出し遅れ】🔗⭐🔉
しょうもんのだしおくれ【証文の出し遅れ】
《証拠となる文書をその出す時機に遅れて提出するの意》手遅れになってせっかくの有利な手段の効力がなくなることのたとえ。
《類句》支証の出し遅れ。証拠の出し遅れ。
しょうりょうしんりんにすくうもいっしにすぎず【鷦鷯深林に巣くうも一枝に過ぎず】▽中国🔗⭐🔉
しょうりょうしんりんにすくうもいっしにすぎず【鷦鷯深林に巣くうも一枝に過ぎず】▽中国
《みそさざいは深い林に巣を作るが、1本の枝だけで十分に間に合うの意》人は各自満足するということを知って分に安んずべきである。
《参考》
巣林の一枝。
《出典》
鷦鷯深林ニ巣クウモ一枝ニ過ギズ。偃鼠(エンソ)(=もぐら)河ニ飲ムモ腹ヲ満タスニ過ギズ。〔荘子(ソウシ゛)・逍遥遊篇〕
《類句》偃鼠河に飲むも腹を満たすに過ぎず。千石万石も米五合。千畳敷で寝ても畳一枚。
ことわざ ページ 256。