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じんしゃはてきなし【仁者は敵無し】▽中国🔗🔉

じんしゃはてきなし【仁者は敵無し】▽中国 仁徳のある人は、広く人を愛するから、敵対する者がいない。「仁者に敵無し」とも。 《出典》 王往(ユ)キテ之(コレ)ヲ征(ウ)タバ、夫(ソ)レ誰(タレ)カ王ト敵セン。故ニ仁者ハ敵無シト曰(イ)エリ。王請ウ疑ウコト勿(ナカ)レ。〔孟子(モウシ)・梁恵王上篇〕

じんしゃはやまをたのしむ【仁者は山を楽しむ】▽中国🔗🔉

じんしゃはやまをたのしむ【仁者は山を楽しむ】▽中国 仁徳のある人は、天命を受け入れて正しい道理を行い、その静かな心境は山に似ているから、自然と山を愛する。 《出典》 子曰(イワ)ク、知者ハ水ヲ楽シミ、仁者ハ山ヲ楽シム。知者ハ動キ、仁者ハ静カナリ。知者ハ楽シミ、仁者ハ寿(イノチナカ゛)シ。〔論語(ロンコ゛)・雍也篇〕

じんじをつくしててんめいをまつ【人事を尽くして天命を待つ】▽中国🔗🔉

じんじをつくしててんめいをまつ【人事を尽くして天命を待つ】▽中国 力の限り努力し、それ以上は天命に任せて焦らないということ。 《出典》 〔胡寅(コイン)・読史管見〕

しんじんすぎてごくらくをとおりこす【信心過ぎて極楽を通り越す】🔗🔉

しんじんすぎてごくらくをとおりこす【信心過ぎて極楽を通り越す】 信仰も、度が過ぎるとかえって邪道になって害があるということ。

じんしんのおなじからざるはそのおもてのごとし【人心の同じからざるは其の面の如し】▽中国🔗🔉

じんしんのおなじからざるはそのおもてのごとし【人心の同じからざるは其の面の如し】▽中国 人の心は、その顔が違っているのと同様にそれぞれ違っている。 《出典》 人心ノ同ジカラザルハ、其ノ面ノ如シ。吾(ワレ)豈(アニ)敢(アエ)テ子(シ)ノ面ノ吾(ワ)ガ面ノ如クセヨト謂(イ)ワンヤ。〔春秋左氏伝(シュンシ゛ュウサシテ゛ン)・襄公三十一年〕

しんじんはとくのあまり【信心は徳の余り】🔗🔉

しんじんはとくのあまり【信心は徳の余り】 信心は生活に余裕ができてから生まれるということ。 《類句》後生(コ゛ショウ)は徳の余り。

しんすいのろう【薪水の労】▽中国🔗🔉

しんすいのろう【薪水の労】▽中国 《たきぎを取ったり水をくんだりする苦労の意》日常生活の世話をして人に仕える働きのたとえ。 《例文》 「師匠のために薪水の労をとる。」 《出典》 今、此(コ)ノ力(リキ)(下僕(ケ゛ホ゛ク))ヲ遣(ツカ)ワシテ汝(ナンシ゛)ガ薪水ノ労ヲ助ケシム。此レモマタ人ノ子ナリ。善(ヨ)ク之(コレ)ヲ遇スベシ。〔蕭統(ショウトウ)・陶靖節伝〕

ことわざ ページ 266