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せいせいのはたどうどうのじん【正正の旗堂堂の陣】▽中国🔗⭐🔉
せいせいのはたどうどうのじん【正正の旗堂堂の陣】▽中国
旗の列が整っていて士気の盛んな軍隊。
《出典》
正正ノ旗ヲ邀(ムカ)ウル無(ナ)カレ、堂堂ノ陣ヲ撃ツ勿(ナカ)レ。〔孫子(ソンシ)・軍争篇〕
《類句》正正堂堂。
せいだくあわせのむ【清濁併せ呑む】🔗⭐🔉
せいだくあわせのむ【清濁併せ呑む】
《澄んだ水も濁った水も区別せずに飲み込むの意》心が広くて善悪などにあまり拘泥(コウテ゛イ)せず、来るものすべてを受け入れることのたとえ。
《例文》
「彼は高潔の士だが、人の長としてはもう少し清濁併せ飲むといった度量が欲しい。」
せいちゅう【掣肘】▽中国🔗⭐🔉
せいちゅう【掣肘】▽中国
《他人のひじを引くの意》干渉して自由を束縛すること。
《例文》
「委員会はそこまで制肘(セイチュウ)を加えるつもりはなかったらしい。」
《参考》
孔子の弟子の子賤(シセン)は、魯(ロ)の哀公(魯君)に仕えて亶父(タンホ゜)の地を治めることになったとき、魯君が政治に口出しすることを恐れた。そこで魯君に請うてその側近の書記二人を亶父に連れて来て書類を書くことを命じた。書記が書こうとすると、子賤は書記のひじを引いたり揺り動かしたりして邪魔をした上、書いた字がよくないと言って怒った。二人の書記が帰って魯君に報告すると、魯君は「それは子賤がわたしを諫(イサ)めたのだよ。」と言って、早速子賤に任地の施政を一任すると伝えさせたという。
《出典》
〔呂氏春秋(リョシシュンシ゛ュウ)・具備篇〕
せいていのかわず【井底の蛙】▽中国🔗⭐🔉
せいていのかわず【井底の蛙】▽中国
《狭い井戸の底に住むかえるの意》識見が狭い人のたとえ。「井の中の蛙」「井蛙(セイア)」「井底の蛙(ア)」とも。
《参考》
井の中の蛙大海を知らず。
《出典》
〔荘子(ソウシ゛)・秋水篇〕
せいてはことをしそんずる【急いては事を仕損ずる】🔗⭐🔉
せいてはことをしそんずる【急いては事を仕損ずる】
焦ると物事はかえって失敗しやすいということ。「急いては事を過(アヤマ)つ」とも。
ことわざ ページ 280。