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たいぎしんをめっす【大義親を滅す】▽中国🔗🔉

たいぎしんをめっす【大義親を滅す】▽中国 臣下として尽くすべき国家の大事のためには最も深いつながりのある親子兄弟をも顧みない。《春秋左氏伝(シュンシ゛ュウサシテ゛ン)・隠公四年》

だいきちはきょうにかえる【大吉は凶に還る】🔗🔉

だいきちはきょうにかえる【大吉は凶に還る】 あまりによすぎることはかえって悪い結果を招くことになるということ。

たいぎはだいごのもとい【大疑は大悟の基】🔗🔉

たいぎはだいごのもとい【大疑は大悟の基】 大いに疑問を持つことは、すぐれた悟りの基であるということ。 《類句》迷わぬ者に悟りなし。

たいきばんせい【大器晩成】▽中国🔗🔉

たいきばんせい【大器晩成】▽中国 《大きな器はすぐにはできあがらないの意》真の大人物は、その発達が遅くて若いころには目立たないが、後に大成するということ。 《出典》 〔老子(ロウシ)・第四十一章〕 《類句》大才晩成。

たいぎょはしょうちにすまず【大魚は小池に棲まず】🔗🔉

たいぎょはしょうちにすまず【大魚は小池に棲まず】 《大きな魚は狭い池には住まないように》大人物は、その才能にふさわしくないつまらない地位であくせく働かないということ。「大魚は小水に棲むことなし」とも。 《類句》鶴(ツル)は枯れ木に巣をくわず。

たいぎょをいっする【大魚を逸する】🔗🔉

たいぎょをいっする【大魚を逸する】 《大きな魚をつり落とすの意》価値の高い大事な物を手に入れ損なうことのたとえ。あと一歩というところで大事を仕損じることのたとえ。 《例文》 「あんな大人物を採用しないなんて。大魚を逸したね。」

たいぐんにせきしょなし【大軍に関所無し】🔗🔉

たいぐんにせきしょなし【大軍に関所無し】 大軍は地の利がよくても防ぎにくいということ。 《類句》大軍に切所(セッショ)無し。

たいけんはぐなるがごとし【大賢は愚なるが如し】🔗🔉

たいけんはぐなるがごとし【大賢は愚なるが如し】 非常に賢い人は、知識をひけらかさないから、一見愚かな人のように見えるということ。 《類句》大智(タイチ)は愚の如し。

たいこうはさいきんをかえりみず【大行は細謹を顧みず】▽中国🔗🔉

たいこうはさいきんをかえりみず【大行は細謹を顧みず】▽中国 大事業を行おうとするときには、こまごましたつまらない事がらなどを問題にしない。 《参考》 俗に「細謹(小さなつつしみ、礼儀作法)」を「細瑾(少しのきず・欠点)」と書くことがある。 《出典》 大行ハ細謹ヲ顧ミズ、大礼ハ小譲ヲ辞セズ。〔史記(シキ)・項羽本紀〕

ことわざ ページ 305