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たいこくをおさむるはしょうせんをにるがごとし【大国を治むるは小鮮を煮るが如し】▽中国🔗⭐🔉
たいこくをおさむるはしょうせんをにるがごとし【大国を治むるは小鮮を煮るが如し】▽中国
大国を治めるには、くずれやすい小魚を煮るようにゆったりと行い、こまごましたやり方をせず、寛大にするほうがよいということ。
《出典》
大国ヲ治ムルハ、小鮮ヲ烹(ニ)ルガ若(コ゛ト)シ。道ヲ以(モッ)テ天下ニ莅(ノソ゛)メバ、其(ソ)ノ鬼(キ)、神(シン)ナラズ。〔老子(ロウシ)・第六十章〕
たいこのおとさえたるははれ、にごるはあめ【太鼓の音冴えたるは晴れ、濁るは雨】🔗⭐🔉
たいこのおとさえたるははれ、にごるはあめ【太鼓の音冴えたるは晴れ、濁るは雨】
空気中の湿度が低く太鼓の革が乾いて張っていて、さえた音がするときは晴れるが、湿度が高く革が湿って緩んでいて、濁った音がするときはやがて天気が悪くなるということ。
たいこばんをおす【太鼓判を押す】🔗⭐🔉
たいこばんをおす【太鼓判を押す】
《太鼓のように大きな印判を押すの意》絶対に間違いがないと保証することのたとえ。
《例文》
「専門家が太鼓判を押したのだから、大丈夫だよ。」
たいこもばちのあたりよう【太鼓も撥の当たりよう】🔗⭐🔉
たいこもばちのあたりよう【太鼓も撥の当たりよう】
《太鼓を強くたたけば大きく響き、弱くたたけば小さく響くように》やり方次第で相手の反応が違ってくるということ。
たいこをたたく【太鼓を叩く】🔗⭐🔉
たいこをたたく【太鼓を叩く】
《相の手の太鼓をたたくの意》相手にへつらって調子を合わせることのたとえ。
《例文》
「惚(ホ)れたとなったら……女の歓心を買うためには一生懸命お太鼓を叩き、」《谷崎潤一郎(タニサ゛キシ゛ュンイチロウ)・幇間》
だいざごこうをしまう【台座後光を仕舞う】🔗⭐🔉
だいざごこうをしまう【台座後光を仕舞う】
《仏像から台座と後光を取り去って片付けるの意》面目が全く失われる。地位を保てなくなる。また、生命がなくなることのたとえ。「台座後光を失う」とも。
ことわざ ページ 306。