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いかさずころさず【生かさず殺さず】🔗🔉

いかさずころさず【生かさず殺さず】 徹底的に責めもせず、また許しもせず、辛うじてやってゆける程度の状態にしておいて苦しめることのたとえ。 《例文》 「部下を生かさず殺さずにしておいて飼い殺しにしてしまった。」

いかのこうよりとしのこう【烏賊の甲より年の劫】🔗🔉

いかのこうよりとしのこう【烏賊の甲より年の劫】 いかの甲は大して役に立たないが、年長者の経験は役に立って貴重であるということ。 《参考》 「劫」は、非常に長い時間の意で、「甲」と音が通じることから、しゃれとして用いている。 《類句》亀の甲より年の劫。

いかりをうつさず【怒りを遷さず】▽中国🔗🔉

いかりをうつさず【怒りを遷さず】▽中国 ある人についての怒りがどんなに激しくても、ほかの無関係な人に対してその怒りを向けることをしない。怒っても、八つ当たりしない。 《出典》 顔回(カ゛ンカイ)ナル者有リ。学ヲ好ミ、怒リヲ遷サズ、過(アヤマ)チヲ弐(フタタ)ビセズ。〔論語(ロンコ゛)・雍也篇〕

いきうまのめをぬく【生き馬の目を抜く】🔗🔉

いきうまのめをぬく【生き馬の目を抜く】 《生きているすばしこい馬の目玉を抜き取るの意》他の人に容赦せず、すばしこくずるく立ち回ることのたとえ。 《例文》 「生き馬の目を抜く大江戸の生活。」

いきがあう【息が合う】🔗🔉

いきがあう【息が合う】 一緒に行うときの両方の調子や気分がぴったり合うことのたとえ。 《例文》 「息の合った者同士だから、何事もうまくゆく。」

いきがかかる【息が掛かる】🔗🔉

いきがかかる【息が掛かる】 有力者の影響や支配のもとにあってその人の保護・後援を受けていることのたとえ。 《例文》 「彼が威張っていられるのも、大臣の息が掛かっているからだ。」

いきがきれる【息が切れる】🔗🔉

いきがきれる【息が切れる】 呼吸が止まって死ぬ。 《例文》 「息が切れるまで恋人の名を呼び続けた。」 《類句》息が絶える。 激しく動き、呼吸が苦しくなってあえぐ。 《例文》 「坂にさしかかって息が切れてきた。」 それまでの調子が保てなくなって途中で弱ることのたとえ。 《例文》 「この小説は筋を広げすぎて、後半は息が切れている。」

ことわざ ページ 32