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ちしゃはまどわず【知者は惑わず】▽中国🔗🔉

ちしゃはまどわず【知者は惑わず】▽中国 物事の道理をよく心得ている人は、どうしてよいか分からないで困るようなことはない。 《出典》 子曰(イワ)ク、知者ハ惑ワズ、仁者ハ憂エズ、勇者ハ懼(オソ)レズ。〔論語(ロンコ゛)・子罕篇〕

ちしゃはみずをたのしむ【知者は水を楽しむ】▽中国🔗🔉

ちしゃはみずをたのしむ【知者は水を楽しむ】▽中国 《知者は、流れ行く水のようにとどまる所がないので、水を愛するの意》物事の道理をよく心得ている人は、物事を巧みに自由自在に処理するということ。 《出典》 子曰(イワ)ク、知者ハ水ヲ楽シミ、仁者ハ山ヲ楽シム。知者ハ動キ、仁者ハ静カナリ。知者ハ楽シミ、仁者ハ寿(イノチナカ゛)シ。〔論語(ロンコ゛)・雍也篇〕

ちしゃもせんりょにいっしつあり【智者も千慮に一失有り】▽中国🔗🔉

ちしゃもせんりょにいっしつあり【智者も千慮に一失有り】▽中国 考え深い賢人でもときには失敗や考え違いをすることがあるということ。 《参考》 千慮の一失。 《出典》 智者モ千慮ニ必ズ一失有リ、愚者モ千慮ニ必ズ一得有リ。〔史記(シキ)・淮陰侯伝〕 《対句》愚者も千慮に一得有り。

ちじんのまえにゆめをとく【痴人の前に夢を説く】▽中国🔗🔉

ちじんのまえにゆめをとく【痴人の前に夢を説く】▽中国 《愚かな人の前で夢の話をするの意》言うことが先方に通ぜず、かいがなくてばかばかしいことのたとえ。 《出典》 痴人ノ前ニ夢ヲ説クヲ得ズト謂(イ)ウ可(ヘ゛)キナリ。〔黄庭堅(コウテイケン)・陶淵明の子を責むるの詩の後に書す〕 《類句》痴人に対して夢を説く。

ちじんゆめをとく【痴人夢を説く】🔗🔉

ちじんゆめをとく【痴人夢を説く】 《愚かな者が夢の話をするように》話がとりとめなくてつじつまの合わないことのたとえ。

ちちちちたらずといえどもこはもってこたらざるべからず【父父たらずと雖も子は以て子たらざるべからず】▽中国🔗🔉

ちちちちたらずといえどもこはもってこたらざるべからず【父父たらずと雖も子は以て子たらざるべからず】▽中国 たとえ父が父としての道理を果たさなくても、子は子としての道理を守らなければならない。 《出典》 君君タラズト雖モ、臣ハ以テ臣タラザル可(ヘ゛)カラズ。父父タラズト雖モ、子ハ以テ子タラザル可カラズ。〔孔安国(コウアンコク)・古文孝経・序〕

ことわざ ページ 331