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てんはたかきにおりてひくきにきく【天は高きに居りて低きに聴く】▽中国🔗🔉

てんはたかきにおりてひくきにきく【天は高きに居りて低きに聴く】▽中国 天帝は高い所にいても、地上の人間のことばをよく聞いて善悪に対して厳正な判断を下す。 《出典》 〔史記(シキ)・宋微子世家〕

てんはにぶつをあたえず【天は二物を与えず】🔗🔉

てんはにぶつをあたえず【天は二物を与えず】 《天は一人の人間に二つの長所や才能を与えないの意》一人の人間には長所もあるが同時に短所もあり、よい所ばかりそろった人はいないということ。「天、二物を与えず」とも。

てんはひとのうえにひとをつくらず、ひとのしたにひとをつくらず【天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず】🔗🔉

てんはひとのうえにひとをつくらず、ひとのしたにひとをつくらず【天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず】 人間は生まれたときから平等であるということ。 《出典》 〔福沢諭吉(フクサ゛ワユキチ)・学問のすすめ〕

てんはみずからたすくるものをたすく【天は自ら助くる者を助く】▽西洋🔗🔉

てんはみずからたすくるものをたすく【天は自ら助くる者を助く】▽西洋 天は、他人に頼らず自立して努力する者に助力を与えるということ。 《参考》 Heaven helps those who help them selves.の訳。

てんはみとおし【天は見通】🔗🔉

てんはみとおし【天は見通】 《天の神はすべての物事を見ているの意》悪事は必ず露見するということ。 《類句》神は見通し。天道様(テントウサマ)は見通し。神仏は見通し。

てんびんにかける【天秤に掛ける】🔗🔉

てんびんにかける【天秤に掛ける】 《天秤(はかりの一種)を用いて二つの物の目方を比べることから》 二つのものの優劣・損得などを比べ考えることのたとえ。 《例文》 「進学と就職を天秤に掛けて、結局就職と決めた。」 対立する両者から悪く思われないようにするために自分の去就をはっきりさせずにおくことのたとえ。「両天秤に掛ける」とも。

てんもうかいかいそにしてもらさず【天網恢恢疎にして漏らさず】▽中国🔗🔉

てんもうかいかいそにしてもらさず【天網恢恢疎にして漏らさず】▽中国 《天が悪人を捕らえるために張った網は大きくて目が粗いが、悪人をすくい漏らすことがないの意》天道の制裁は公正で、悪人は悪い報いを受けて必ず滅びるということ。 《参考》 「漏らさず」は「失わず」とも。 《出典》 天ノ道ハ争ワズシテ善ク勝チ、言ワズシテ善ク応ジ、……天網恢恢疎ニシテ失ワズ。〔老子(ロウシ)・第七十三章〕

ことわざ ページ 366