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なくせみよりもなかぬほたるがみをこがす【鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす】🔗⭐🔉
なくせみよりもなかぬほたるがみをこがす【鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす】
口に出して言う者より言わない者のほうが、かえって心中の思いが切実であるというたとえ。「鳴かぬ蛍が身を焦がす」とも。
《参考》
蛍が鳴かずに光を発するところから。
なくてななくせ【無くて七癖】🔗⭐🔉
なくてななくせ【無くて七癖】
《どんなに癖がないように見える人でも、七つぐらいは癖があるの意》人はだれでも多かれ少なかれ癖があるということ。
《参考》
「有って四十八癖(シシ゛ュウハックセ)」と続ける。
なくねこはねずみをとらぬ【鳴く猫は鼠を捕らぬ】🔗⭐🔉
なくねこはねずみをとらぬ【鳴く猫は鼠を捕らぬ】
《よく鳴く猫はねずみを捕らないということから》口に出して言う者はかえって実行しないというたとえ。「鳴かぬ猫は鼠を捕る」とも。
なくまでまとうほととぎす【鳴くまで待とう時鳥】🔗⭐🔉
なくまでまとうほととぎす【鳴くまで待とう時鳥】
物事の成功のために辛抱強く待って焦らないこと。
《参考》
(イ)徳川家康の性格をうたった句「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」から。
(ロ)織田信長は「鳴かぬなら殺してしまえ時鳥」、豊臣秀吉は「鳴かぬなら鳴かしてみよう時鳥」とたとえられている。
《出典》
〔松浦静山(マツウラセイサ゛ン)・甲子夜話〕
なげぐしをとらぬ【投げ櫛を取らぬ】🔗⭐🔉
なげぐしをとらぬ【投げ櫛を取らぬ】
くしは、投げて渡すものではないということ。
《参考》
投げたくしを取るのは不吉であるとされた。
なげどをみたらおちどをみるな【投所を見たら落所を見るな】🔗⭐🔉
なげどをみたらおちどをみるな【投所を見たら落所を見るな】
物事の起こりが分かったら、その末の結果まで追究すべきではないということ。物事はほどほどのところで切り上げるのが大切であるということ。
なこうどぐちははんぶんにきけ【仲人口は半分に聞け】🔗⭐🔉
なこうどぐちははんぶんにきけ【仲人口は半分に聞け】
仲人のほめことばは誇張が多いから、半分くらい割引して聞いてちょうどよいということ。
なこうどはよいのくち【仲人は宵の口】🔗⭐🔉
なこうどはよいのくち【仲人は宵の口】
仲人は、結婚式がすんでしまったら、若夫婦の邪魔にならないように早く引き上げるほうがよい。「仲人は宵の中(ウチ)」「仲人宵の程(ホト゛)」とも。
ことわざ ページ 391。