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ねてもさめても【寝ても覚めても】🔗🔉

ねてもさめても【寝ても覚めても】 《寝ている夢の中でも、起きている心の中でもの意》いつでもそうであるようす。常に。 《例文》 「寝ても覚めても思うはあの方のことばかり。」

ねにもつ【根に持つ】🔗🔉

ねにもつ【根に持つ】 恨みに思っていつまでも忘れない。 《例文》 「つまらないことを根に持って、いつまでもぐずぐず言うな。」

ねぶとはかたきにおさせよ【根太は敵に押させよ】🔗🔉

ねぶとはかたきにおさせよ【根太は敵に押させよ】 根太は、自分を憎く思っている敵に押させるくらい無慈悲に力いっぱいに押しつぶして膿(ウミ)を出さないと治らないということ。 《参考》 「根太」は、太股(フトモモ)や尻(シリ)などにできる腫(ハ)れ物のこと。

ねほりはほり【根掘り葉掘り】🔗🔉

ねほりはほり【根掘り葉掘り】 細部についてまでしつこく聞くようす。 《参考》 「葉堀り」は、「根堀り」に語調を合わせ、意味を強めたもの。

ねみみにみず【寝耳に水】🔗🔉

ねみみにみず【寝耳に水】 《ゆったりと寝ているとき、耳に水を入れられたように》安心しているときに起きた突然の出来事のたとえ。また、そういう出来事に驚くことのたとえ。「寝耳に水の入りたる如(コ゛ト)し」とも。 《例文》 「寝耳に水のニュースにあわてる。」

ねもはもない【根も葉もない】🔗🔉

ねもはもない【根も葉もない】 話などに何の根拠もない。 《例文》 「根も葉もないうわさを立てられた。」 《参考》 「根もない(根拠がない)」の「根」から縁語の「葉」を導き出し、「葉もない」と付けて口調を整えた表現。また、「根」を原因、「葉」をその結果のたとえとし、原因も結果もないとする解釈もある。

ねりうしもよどまで【練り牛も淀まで】🔗🔉

ねりうしもよどまで【練り牛も淀まで】 《練るようにゆっくり歩く牛もいずれは淀(京都南部の地)に着くの意》遅い早いの違いはあるが、結局は同じであることのたとえ。 《類句》早牛も淀、遅牛も淀。

ねるこはそだつ【寝る子は育つ】🔗🔉

ねるこはそだつ【寝る子は育つ】 よく寝る子どもは健康ですくすく大きくなる。 《類句》寝る子は太る。寝る子は息災。

ねをあげる【音を上げる】🔗🔉

ねをあげる【音を上げる】 苦しさやつらさに耐えられず、意気地のないことを言う。弱音を吐く。また、降参する。 《例文》 「その事件の複雑さには検察庁も新聞も音をあげてしまい、」《開高健(カイコウケン)・パニック》

ことわざ ページ 413