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ひゃくさいのわらべしちさいのおきな【百歳の童七歳の翁】🔗🔉

ひゃくさいのわらべしちさいのおきな【百歳の童七歳の翁】 年を取っていても愚かな者もいれば、幼くても賢い者もいる。人間の賢愚は年齢にはよらないということのたとえ。

ひゃくしゃくかんとういっぽをすすむ【百尺竿頭一歩を進む】▽中国🔗🔉

ひゃくしゃくかんとういっぽをすすむ【百尺竿頭一歩を進む】▽中国 《100尺もある長い竿の上にあって、さらにもう1歩足を進めるの意》すでに十分工夫をこらした上にさらに一段の工夫を加えて向上を図る。努力の上に努力することのたとえ。また、十分論じ尽くしたのち、さらに強調して説くたとえ。 《出典》 百尺ノ竿頭須(スヘ゛カ)ラク歩ヲ進ムベシ。十方世界是(コ)レ全身ナリ。〔伝灯録(テ゛ントウロク)〕

ひゃくせんうみにちょうす【百川海に朝す】▽中国🔗🔉

ひゃくせんうみにちょうす【百川海に朝す】▽中国 《あらゆる川は海に流れ込むの意》利益のあるところに人々が自然に集まることのたとえ。 《参考》 「朝す」は、貢ぎ物を天子に献上するために朝廷に参内(サンタ゛イ)すること。 《出典》 江漢(揚子江(ヨウスコウ)と漢水)海ニ朝宗ス。〔書経(ショキョウ)・禹貢篇〕

ひゃくせんひゃくしょうはぜんのぜんなるものにあらず【百戦百勝は善の善なる者に非ず】▽中国🔗🔉

ひゃくせんひゃくしょうはぜんのぜんなるものにあらず【百戦百勝は善の善なる者に非ず】▽中国 《100度戦って100度勝つことはよいことのうちでも最もよいことではないの意》計略を用いたり説得したりして戦わずに相手を屈服させるのに比べると、武力や権勢による解決は自分も相手も損失が大きく国を保つための最善の方法であるとは限らないということ。 《出典》 百戦百勝ハ善ノ善ナル者ニ非ザルナリ。戦ワズシテ人ノ兵ヲ屈スルハ、善ノ善ナル者ナリ。〔孫子(ソンシ)・謀攻篇〕

ひゃくそくのむしはししてたおれず【百足の虫は死して倒れず】▽中国🔗🔉

ひゃくそくのむしはししてたおれず【百足の虫は死して倒れず】▽中国 《むかでは、足が多いので死んでも倒れることがないの意》支持や助けの多いものは容易に滅びないことのたとえ。 《出典》 百足ノ虫ハ死ニ至リテ僵(タオ)レズ。之(コレ)ヲ扶(タス)クル者衆(オオ)ケレバナリ。〔文選(モンセ゛ン)・曹冏(ソウケイ)・六代論〕

ことわざ ページ 462