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ひゃくねんかせいをまつ【百年河清を俟つ】▽中国🔗🔉

ひゃくねんかせいをまつ【百年河清を俟つ】▽中国 《黄河の水が澄むのを100年間待つの意》実現の見込みのないことをいつまでも持ち続けることのたとえ。「河清を俟つ」とも。 《例文》 「議員に選挙改革を任せておいては百年河清をまつようなものだ。」 《参考》 (イ)黄河の水はいつも濁っていて、千年に一度澄むという。 (ロ)春秋時代、鄭(テイ)が楚(ソ)に攻められたとき、楚に降伏することを主張する人が、晋(シン)の援軍を待つことを主張する人に言ったことば。 《出典》 子駟(シシ)曰(イワ)ク、周詩ニ之(コレ)有リ。曰ク、河ノ清(ス)ムヲ俟タバ、人寿幾何(イクハ゛ク)ゾト。〔春秋左氏伝(シュンシ゛ュウサシテ゛ン)・襄公八年〕

ひゃくねんのこいもいちじにさめる【百年の恋も一時に冷める】🔗🔉

ひゃくねんのこいもいちじにさめる【百年の恋も一時に冷める】 長い間感じていた恋愛感情も一時に消えうせること。 長い間熱中していた物事に大きな欠点を見いだして急に興味を失うことのたとえ。

ひゃくねんのふさく【百年の不作】🔗🔉

ひゃくねんのふさく【百年の不作】 《100年もの長い間にわたる不作の意》生涯のうち最大の失敗のたとえ。 《例文》 「お前と結婚したのは百年の不作だったよ。」 《参考》 特に、男性がつまらない女性と結婚したことを後悔して言うことば。

ひゃくぶんはいっけんにしかず【百聞は一見に如かず】▽中国🔗🔉

ひゃくぶんはいっけんにしかず【百聞は一見に如かず】▽中国 100回人の話を聞くよりは、自分で一度実際に見るほうが確かであるということ。 《参考》 前漢の宣帝のとき、反乱を起こした異民族を討伐する司令官を引き受けようとした趙充国(チョウシ゛ュウコク)は、歴戦の勇者であったが、すでに70歳の老人であった。心配した宣帝がそのやり方を尋ねると、「百聞は一見に如かず。実地を見た上で討伐策を立てたい。」と言ったという。 《出典》 〔漢書(カンシ゛ョ)・趙充国伝〕 《類句》聞いた百より見た一つ。

ひゃくもしょうち【百も承知】🔗🔉

ひゃくもしょうち【百も承知】 なにもかも十分に知り尽くしている。万事心得ているということ。「百も承知二百も合点(カ゛ッテン)」「百も合点二百も承知」とも。

ことわざ ページ 463