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みになる【身になる】🔗⭐🔉
みになる【身になる】
その人の置かれた立場に立つ。
《例文》
「私の身に(も)なって考えて下さい。」
その人の肉体上・精神上の利益になる。
《例文》
「たまには、もっと身になるものが食べたい。」
《対句》身にならない。
みぬうちがはな【見ぬ中が花】🔗⭐🔉
みぬうちがはな【見ぬ中が花】
見ぬが花
みぬがはな【見ぬが花】🔗⭐🔉
みぬがはな【見ぬが花】
実際に見ればかえってがっかりするから、見ないで想像しているほうがよいということ。「見ぬ中(ウチ)が花」とも。
《例文》
「あでやかな舞子たちの社会も見ぬが花で、実際の生活はつらく厳しいそうです。」
《類句》待つ間(マ)が花。ならぬうちが楽しみ。
みぬがほとけ【見ぬが仏】🔗⭐🔉
みぬがほとけ【見ぬが仏】
実際に見れば心配したり腹を立てたりするが、見なければ平気でいられるということ。
《類句》知らぬが仏。見ぬは極楽。
みぬこときよし【見ぬ事清し】🔗⭐🔉
みぬこときよし【見ぬ事清し】
見ぬ物清し
みぬはごくらく【見ぬは極楽】🔗⭐🔉
みぬはごくらく【見ぬは極楽】
見ぬが仏
みぬものきよし【見ぬ物清し】🔗⭐🔉
みぬものきよし【見ぬ物清し】
実際に見なければ、どんなにきたない物でも清く美しく思われるということ。「見ぬ事清し」とも。
みのかさはてんでもち【蓑笠はてんで持ち】🔗⭐🔉
みのかさはてんでもち【蓑笠はてんで持ち】
《雨具の蓑(ミノ)と笠のような消耗品は、各自が用意すべきであるの意》自分が使うものは自分で負担すべきであるということ。
みのけがよだつ【身の毛がよだつ】🔗⭐🔉
みのけがよだつ【身の毛がよだつ】
非常に恐ろしく思ってぞっとする。「身の毛もよだつ」とも。
《例文》
「身の毛がよだつ怪談。」
みのむしはおにのこ【蓑虫は鬼の子】🔗⭐🔉
みのむしはおにのこ【蓑虫は鬼の子】
みのむしは、そのかっこうがその親(蓑蛾(ミノカ゛))に似ていないということ。
《参考》
みのむしは親の姿に似ないので心も鬼のようであろうと、親が粗末な着物を着せて捨てていったのに、子のみのむしは、親が迎えに来るかと思って「ちちよ、ちちよ」と鳴くのだという言い伝えから。
《出典》
〔枕草子(マクラノソウシ)・四十三段〕
ことわざ ページ 518。