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いのちはこうもうよりかろし【命は鴻毛より軽し】▽中国🔗🔉

いのちはこうもうよりかろし【命は鴻毛より軽し】▽中国 時と場合によっては死ぬことを惜しまない。 《参考》 「鴻毛」は、おおとりの羽毛で、非常に軽いものにたとえる。 《出典》 人固(モト)ヨリ一死有リ。或(アルイ)ハ泰山(タイサ゛ン)ヨリモ重ク、或ハ鴻毛ヨリモ軽シ。用ノ趣(オモム)ク所異ナレバナリ。〔司馬遷(シハ゛セン)・任少卿に報ずるの書〕

いのちをなげだす【命を投げ出す】🔗🔉

いのちをなげだす【命を投げ出す】 死ぬ覚悟である物事のために一生懸命に尽くす。命を捨てる。 《例文》 「両国の和平のために命を投げ出しして交渉に当たる。」

いのちをまとにする【命を的にする】🔗🔉

いのちをまとにする【命を的にする】 物事をするときに命懸けで一生懸命行うことのたとえ。 《例文》 「命を的にして会社再建にがんばる。」

いのなかのかわずたいかいをしらず【井の中の蛙大海を知らず】🔗🔉

いのなかのかわずたいかいをしらず【井の中の蛙大海を知らず】 井戸の中にすんでいるかえるは広い海のあることを知らない。見識が狭くて他に広い世界のあることを知らず、自分だけの狭く小さい考えで満足していることのたとえ。 《参考》 『荘子(ソウシ゛)』「秋水篇」の「井蛙(セイア)ハ以(モッ)テ海ヲ語ル可(ヘ゛)カラザル」によったものか。 《類句》井蛙(セイア)大海を知らず。

いばしんえん【意馬心猿】🔗🔉

いばしんえん【意馬心猿】 《馬が走り回ったり、猿が騒ぎ立てたりするのを制しがたいことから》激しい欲心のために起こる心の乱れは抑えにくいことのたとえ。 《出典》 諸凡夫(ホ゛ンフ゜)心ハ野馬ノ如(コ゛ト)ク、識ハ猿猴(エンコウ)ヨリ劇(ハケ゛)シク六塵(ロクシ゛ン)ニ馳騁(チテイ)ス。何ゾ曾(カツ)テ停息(テイソク)センヤ。〔安楽集(アンラクシュウ)〕

いはじんじゅつ【医は仁術】🔗🔉

いはじんじゅつ【医は仁術】 医術は、単に病人を治療するだけではなく、そのことによって人を救う博愛の術であるということ。

いひょうにでる【意表に出る】🔗🔉

いひょうにでる【意表に出る】 だれもが予期しないようなことを突然行うことのたとえ。「意表を突く」とも。 《例文》 「湖側を進む方が、敵の意表に出られるかも知れなかった。」《武田泰淳(タケタ゛タイシ゛ュン)・森と湖のまつり》

ことわざ ページ 54