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あくはのべよ【悪は延べよ】🔗🔉

あくはのべよ【悪は延べよ】 悪いことはしないほうがよいにきまっているが、どうしてもしなくてはならないとしたら、延ばせるだけ延ばせ。その間に事情が変わって、悪いことをしないですむようになるかもしれないからということ。 〔対〕善は急げ

あくほうもまたほうなり【悪法もまた法なり】🔗🔉

あくほうもまたほうなり【悪法もまた法なり】 たとえ悪い法律でも、通用しているうちは法律は法律であるから、それに従わなければならないということ。 ◎ギリシャの哲学者ソクラテスのことばとされる。

あけてくやしきたまてばこ【開けて悔しき玉手箱】🔗🔉

あけてくやしきたまてばこ【開けて悔しき玉手箱】 期待していたことがはずれて、がっかりしたときに言う軽口めいたことば。 ◎龍宮城から持ち帰った玉手箱を開けたとたん、宝とは無縁の白い煙が立ち上り、あっという間に年寄りになってしまったという浦島太郎の伝説から。

あげあしをとる【挙げ足を取る】🔗🔉

あげあしをとる【挙げ足を取る】 言い違えやことば尻(じり)をとらえて、やり込めたり皮肉ったりすること。 ◎他人の挙げた足を取って倒すように、相手の失敗につけ込むことから。

あげくのはて【挙句の果て】🔗🔉

あげくのはて【挙句の果て】 最後の最後ということ。 ◎「挙句」は俳諧(はいかい)・連歌の最後の七七の二句のことから転じて、ものごとの終わりの意。同じ終わりの意の「果て」を添えて意味を強調したことば。なお「挙句」は「揚句」とも書く。 〔類〕とどのつまり

あこぎがうらにひくあみ【阿漕ケ浦に引く網】🔗🔉

あこぎがうらにひくあみ【阿漕ケ浦に引く網】 人に隠れてこそこそやることも、度重なると、ついには人に知られてしまうというたとえ。 ◎「阿漕ケ浦」は三重県津市の東方一帯の海岸の名。かつては伊勢神宮に魚を奉納するための特別の漁業区域で一般人の漁は許されなかったが、ある漁師がしばしば密漁をして捕らえられたという伝説から。なお「阿漕な真似(まね)をする」などと用いる、欲張りであくどい意の「阿漕」もここから出たことば。

あごがひあがる【顎が干上がる】🔗🔉

あごがひあがる【顎が干上がる】 金がなくなり生活に困るようすの形容。 ◎食べものがなくて顎を使うことがないの意から。 〔類〕顎が上がる/口が干上がる

あごではえをおう【顎で蠅を追う】🔗🔉

あごではえをおう【顎で蠅を追う】 →頤で蠅を追う

ことわざ ページ 621