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いつをもってろうをまつ【佚を以て労を待つ】🔗⭐🔉
いつをもってろうをまつ【佚を以て労を待つ】
味方はじっくりと休養を取り、敵の疲れるのを待ち受けて、戦いに臨むこと。
◎「佚」は安佚、「労」は疲労の意。味方は安佚、つまり気楽にして力を蓄え、遠方から攻めてくる敵の疲労を待って攻撃に転ずるの意から。
〔出〕孫子
いとこどうしはかものあじ【いとこ同士は鴨の味】🔗⭐🔉
いとこどうしはかものあじ【いとこ同士は鴨の味】
いとこ同士の夫婦は、とても仲がよいというたとえ。
◎鴨の肉の味がよいように仲がよいということから。
いないものびんぼう【居ない者貧乏】🔗⭐🔉
いないものびんぼう【居ない者貧乏】
その場に居合わせない者は、もらえるはずの分け前をもらえなかったり、いやなうわさ話などされて、なにかと損をするということ。
〔類〕居ない者は損をする
〔較〕The absent are always in the wrong.(いない者はいつも悪い)
いなかのがくもんよりきょうのひるね【田舎の学問より京の昼寝】🔗⭐🔉
いなかのがくもんよりきょうのひるね【田舎の学問より京の昼寝】
知的水準の高い都にいれば、おのずと見聞が広まり、知識も豊かになるというたとえ。
◎田舎で学問を続けるよりも、仮に昼寝をしていても京都という都にいるほうが自然と知識が身につくの意から。
いなりのまえのひるぬすびと【稲荷の前の昼盗人】🔗⭐🔉
いなりのまえのひるぬすびと【稲荷の前の昼盗人】
神をおそれぬずうずうしい人のたとえ。
◎稲荷神社の前で昼日中に、物を盗むというふとどきな悪人の意から。
いぬいちだいにたぬきいっぴき【犬一代に狸一匹】🔗⭐🔉
いぬいちだいにたぬきいっぴき【犬一代に狸一匹】
めったにないよいチャンスのたとえ。
◎犬が狸を捕らえるなどということはめったにあるわけではなく、一生のうちに一度あるかどうかということから。
いぬがにしむきゃおはひがし【犬が西向きゃ尾は東】🔗⭐🔉
いぬがにしむきゃおはひがし【犬が西向きゃ尾は東】
ごく当たり前のこと。
◎犬が西を向けば、当然しっぽは東を向くことから。
〔類〕雨の降る日は天気が悪い/北に近ければ南に遠い
〔較〕When the crow flies her tail follows.(烏(からす)が飛べば尾は後ろ)
いぬとさる【犬と猿】🔗⭐🔉
いぬとさる【犬と猿】
→犬猿の仲
いぬにろんご【犬に論語】🔗⭐🔉
いぬにろんご【犬に論語】
なんの効果もなく、なんの役にも立たないことのたとえ。
◎犬に『論語』を説いてみてもどうにもならないことから。
〔類〕馬の耳に念仏/豚に真珠/猫に小判
ことわざ ページ 667。