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うらみこつずいにてっす【恨み骨髄に徹す】🔗🔉

うらみこつずいにてっす【恨み骨髄に徹す】 はげしく相手を恨むこと。 ◎相手から受けた恨みが骨の髄まで徹(とお)るの意から。「恨み骨髄に入る」とも言う。 〔出〕史記

うらみにむくゆるにとくをもってす【怨みに報ゆるに徳を以てす】🔗🔉

うらみにむくゆるにとくをもってす【怨みに報ゆるに徳を以てす】 ひどい仕打ちをされた怨みのある相手に対して、逆に広い心で恩徳を施すこと。 〔出〕老子 〔類〕恩を以て怨みに報ず/仇を恩で報ずる 〔対〕恩を仇で返す

うらめにでる【裏目に出る】🔗🔉

うらめにでる【裏目に出る】 よかれと思ってしたことが期待したことと逆の悪い結果になって現れること。 ◎「裏目」はさいころを振って出た目の裏側、反対側の目のこと。

うられたけんかはかわねばならぬ【売られた喧嘩は買わねばならぬ】🔗🔉

うられたけんかはかわねばならぬ【売られた喧嘩は買わねばならぬ】 身に迫る危険に対して、腕をこまねいているわけにはいかず、やむを得ずその危険を防がなければならないということ。 〔類〕降りかかる火の粉は払わねばならぬ

うりいえとからようでかくさんだいめ【売家と唐様で書く三代目】🔗🔉

うりいえとからようでかくさんだいめ【売家と唐様で書く三代目】 財産家も、三代目に至ると、初代が苦労して築きあげたことを忘れ、ぜいたくに慣れ、遊び事にふけるなどして仕事をないがしろにし、財産を使い果たして、ついには家屋敷を売りに出す羽目になるということ。 ◎昔、貸家は「かしや」と仮名(かな)で、売家は漢字で書く習慣があったが、その「売家」という文字は三代目が道楽で覚えた唐様(中国風)のしゃれた書体だったという川柳から。 〔類〕長者に二代なし

うりことばにかいことば【売り言葉に買い言葉】🔗🔉

うりことばにかいことば【売り言葉に買い言葉】 相手から悪口を言われれば、いきがかり上、対抗してこちらも悪口で言い返すということ。 ◎けんかを売ることばに対しては、けんかを買うことばで応ずるの意から。 〔例〕「売り言葉安くは買わぬさかな売り」(古川柳) 〔較〕One ill word asks another.(悪口は別の悪口を招く)

うりにつめありつめにつめなし【瓜に爪あり爪に爪なし】🔗🔉

うりにつめありつめにつめなし【瓜に爪あり爪に爪なし】 似ていてまちがいやすい漢字の区別を教えることばの一つ。 ◎「爪に爪なく瓜に爪あり」とも言う。→魯魚の誤り

うりふたつ【瓜二つ】🔗🔉

うりふたつ【瓜二つ】 顔かたちが見分けがつかないほどよく似ていることのたとえ。 ◎瓜を縦に二つに割ると、二つの瓜が全く同じ形をしていることから。「瓜を二つに割ったよう」とも言う。 〔較〕as an egg to another(卵と卵のよう)

ことわざ ページ 689