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おためごかし【おためごかし】🔗⭐🔉
おためごかし【おためごかし】
恩きせがましく相手の利益をはかると見せかけて、実は自分の利益になるようなことをすること。
◎「おため」は人のために利益をはかるの意。「ごかし」はそのように見せかけて実は自分の利益をはかる意の接尾語。
おだてともっこにはのりたくない【煽てと畚には乗りたくない】🔗⭐🔉
おだてともっこにはのりたくない【煽てと畚には乗りたくない】
おだてには乗りたくない、ということを強調して言うことば。
◎「畚」は縄で編んだ網状のもので、棒で吊(つ)って土などを運ぶ道具。江戸時代、死刑囚を刑場に運ぶのにも用いたことから、他人の煽てにも畚にも乗りたくないと言ったもの。
おだわらひょうじょう【小田原評定】🔗⭐🔉
おだわらひょうじょう【小田原評定】
長引いてらちが明かず、さっぱりまとまらない相談のこと。
◎「評定」は相談の意。戦国時代、相模(さがみ)(神奈川県)の小田原城の北条(ほうじょう)氏が豊臣秀吉(とよとみひでよし)の軍勢に攻められ包囲されたとき、城中で戦いを続けるべきか、和睦(わぼく)すべきかを相談したが、意見がなかなかまとまらなかったという故事から。「小田原評議(ひょうぎ)」とも言う。
おだをあげる【おだをあげる】🔗⭐🔉
おだをあげる【おだをあげる】
何人かが集まって勝手なことを言ったりして気炎をあげること。
◎「おだ」は勝手気ままなことを得意げに言う意。
おちむしゃはすすきのほにもおず【落ち武者は薄の穂にも怖ず】🔗⭐🔉
おちむしゃはすすきのほにもおず【落ち武者は薄の穂にも怖ず】
怖い、怖いと思っていると、なんでもないものまでおそれてびくびくするというたとえ。
◎戦いに負けて逃げ落ちる武士は、すすきの穂が揺れるのを見て、すわ敵かと思い、おびえるの意から。
〔類〕疑心暗鬼を生ず/杯中の蛇影(だえい)
おちゃをにごす【お茶を濁す】🔗⭐🔉
おちゃをにごす【お茶を濁す】
いいかげんなことを言ったり、したりして、適当にその場をごまかすこと。
◎茶の湯の作法を知らない者が、抹茶(まっちゃ)を適当にかき回してそれらしく濁らせてごまかすことからとも言われる。
ことわざ ページ 707。