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おっとがってんしょうちのすけ【おっと合点承知之助】🔗🔉

おっとがってんしょうちのすけ【おっと合点承知之助】 「よし承知した、まかせとけ」と胸をたたいてみせるときに言うことば。 ◎「合点」も承知するの意で、人名めかして調子よく、おもしろく言ったもの。「合点承知」とも言う。 〔類〕百も承知二百も合点(がてん)

おつればおなじたにがわのみず【落つれば同じ谷川の水】🔗🔉

おつればおなじたにがわのみず【落つれば同じ谷川の水】 たとえ出発点は違っていても、行きつくところは同じであることをたとえて言うことば。 ◎「雨霰(あめあられ)雪や氷と隔つらんとくれば同じ谷川の水」という一休禅師の和歌から。

おとがいではえをおう【頤で蠅を追う】🔗🔉

おとがいではえをおう【頤で蠅を追う】 やせ衰えて元気のないようすの形容。 ◎「頤」はあご、特に下あごの意。寝たままの状態で、手を動かす力もなく、あごを動かして蠅を追い払うの意から。「顎(あご)で蠅を追う」とも言う。

おとがいをとく【頤を解く】🔗🔉

おとがいをとく【頤を解く】 大口をあけて、高笑いをすること。 ◎「頤」はあご、「解く」ははずすの意。あごをはずすほどおおいに笑うの意から。「頤をはずす」「頤を放つ」「顎(あご)をはずす」などとも言う。 〔出〕漢書(かんじょ)

おとこごころとあきのそら【男心と秋の空】🔗🔉

おとこごころとあきのそら【男心と秋の空】 秋の天候が変わりやすいように、男の心も移り気で、女に対する愛情も変わりやすいものだということ。 ◎「男心と秋の空は一夜に七度変わる」とも言う。 〔対〕女心と秋の空

おとこねこがこをうむ【男猫が子を生む】🔗🔉

おとこねこがこをうむ【男猫が子を生む】 あり得ないことのたとえ。 〔類〕石に花咲く/炒り豆に花が咲く

おとこのめにはいとをひけおんなのめにはすずをはれ【男の目には糸を引け女の目には鈴を張れ】🔗🔉

おとこのめにはいとをひけおんなのめにはすずをはれ【男の目には糸を引け女の目には鈴を張れ】 男の目は糸を引いたように、まっすぐにきりっとしているのが好ましく、女の目は鈴のように、ぱっちりと円く開いているのが愛嬌(あいきょう)があってよいということ。

おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり【男は敷居を跨げば七人の敵あり】🔗🔉

おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり【男は敷居を跨げば七人の敵あり】 男が世の中で活動するときには、多くの競争相手や敵がいつも身の回りにいるのだと心得ておけということ。 ◎男が家の敷居をまたいで一歩外へ出ると、そこにはすでに七人の敵が待ち構えているの意から。「敷居を跨げば七人の敵あり」「男子家を出ずれば七人の敵あり」「男子門を出ずれば七人の敵あり」などとも言う。 〔類〕雨垂れは三途の川

ことわざ ページ 708