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うりにつめありつめにつめなし【瓜に爪あり爪に爪なし】🔗🔉

うりにつめありつめにつめなし【瓜に爪あり爪に爪なし】 「瓜」という漢字には瓜(、)があり、「爪」という漢字には爪(、)がないということ。「爪に爪なく瓜に爪あり」とも。 《参考》 爪という字と瓜という字の区別を教えることば。

うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ【瓜の皮は大名に剥かせよ、柿の皮は乞食に剥かせよ】🔗🔉

うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ【瓜の皮は大名に剥かせよ、柿の皮は乞食に剥かせよ】 うりの皮は、おおように厚くむくのがよく、かきの皮はけちに薄くむくのがよいということ。

うりのつるになすびはならぬ【瓜の蔓に茄子はならぬ】🔗🔉

うりのつるになすびはならぬ【瓜の蔓に茄子はならぬ】 《うりのつるにはうりしかならず、なすはならないの意》 平凡な親からは非凡な子は生まれないことのたとえ。 《類句》瓜の種に茄子は生えぬ。 《対句》鳶(トヒ゛)が鷹(タカ)を生む。 一定の行いからはそれ相当の報いしか生じないということ。

うりふたつ【瓜二つ】🔗🔉

うりふたつ【瓜二つ】 二つに割ったうりのように、親子・兄弟・姉妹の顔形がよく似ていることのたとえ。 《例文》 「顔形、それは老若の違いこそはあるが、ほとほと前の婦人と瓜二つで……ちと軽卒な判断だが、だから此二人は多分母子(オヤコ)だろう。」《山田美妙(ヤマタ゛ヒ゛ミョウ)・武蔵野》

うりものにははなをかざれ【売り物には花を飾れ】🔗🔉

うりものにははなをかざれ【売り物には花を飾れ】 商品は、よく売れるように飾り立てて体裁をよくすべきであるということ。 《類句》売り物に紅させ。

うろこぐもがでたよくじつはあめかかぜ【鱗雲が出た翌日は雨か風】🔗🔉

うろこぐもがでたよくじつはあめかかぜ【鱗雲が出た翌日は雨か風】 うろこ雲が出た次の日は雨が降るか風が吹くということ。うろこ雲は低気圧の前面に現れることが多く、やがて天気は悪くなる。

うろのあらそい【烏鷺の争い】🔗🔉

うろのあらそい【烏鷺の争い】 碁の勝負のこと。 《参考》 (イ)「烏」は、からす。「鷺」は、さぎ。 (ロ)からすは黒く、さぎは白いところから、黒と白の碁石にたとえる。

うわさをすればかげがさす【噂をすれば影が差す】🔗🔉

うわさをすればかげがさす【噂をすれば影が差す】 こっそりと人のうわさをしていると、当の本人がやって来るものであるということ。「噂を言えば影」とも。 《類句》噂言えば主が来る。人事(ヒトコ゛ト)言えば影が差す。

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