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うわまえをはねる【上前を撥ねる】🔗🔉

うわまえをはねる【上前を撥ねる】 賃金など、人に渡すべきものの一部を仲介者が不当に横取りすることのたとえ。 《例文》 「本当は十一銭であったのを、四銭ずつ上前をはねて二人の監督が山分けして毎晩酒をのんでいるというのだ。」《石川達三(イシカワタツソ゛ウ)・蒼氓》

うんえんかがん【雲烟過眼】▽中国🔗🔉

うんえんかがん【雲烟過眼】▽中国 《雲やもやが目の前をたちまち通り過ぎるの意》いつまでも物事を心に留めず、執着しないことのたとえ。 《出典》 之(コレ)ヲ烟雲(エンウン)ノ眼(マナコ)ヲ過ギ、百鳥ノ耳ニ感ズルニ譬(タト)ウ。豈(アニ)欣然(キンセ゛ン)トシテ之ニ接セザランヤ。去リテハ復(マタ)念(オモ)ワザルナリ。〔蘇軾(ソショク)・宝絵堂記〕

うんえんひどう【雲烟飛動】🔗🔉

うんえんひどう【雲烟飛動】 書かれた文字が、勢いよく雲が飛んでいるように生き生きとしていること。

うんかのごとし【雲霞の如し】🔗🔉

うんかのごとし【雲霞の如し】 《雲やかすみがわき起こるように》人などが非常に多く群がり集まることのたとえ。 《例文》 「雲霞(ウンカ)のごとき軍勢。」

うんさんむしょう【雲散霧消】🔗🔉

うんさんむしょう【雲散霧消】 《雲や霧が風や太陽の光によって散ったり消えたりするように》跡形もなく消え去ること。「雲消霧散」とも。 《類句》雲散鳥没(チョウホ゛ツ)。

うんしゅうむさん【雲集霧散】▽中国🔗🔉

うんしゅうむさん【雲集霧散】▽中国 人々が雲のように群がり集まったかと思うと、すぐに霧のように散らばり消えてゆくことのたとえ。 《出典》 朝(アシタ)ニ河海ヲ発シ、夕ベニ江漢(コウカン)ニ宿ス、沈浮(チンフ゜)往来シ、雲集霧散ス。〔文選(モンセ゛ン)・班固(ハンコ)・西都賦〕

うんちくをかたむける【蘊蓄を傾ける】🔗🔉

うんちくをかたむける【蘊蓄を傾ける】 深い学識・技能・経験などを精いっぱい発揮することのたとえ。 《例文》 「あのレポートは彼の長年の蘊蓄を傾けた力作だった。」 《参考》 (イ)「蘊蓄」は、積み蓄えた知識のこと。 (ロ)文章語的なことば。

ことわざ ページ 73