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かかとうじょう【夏下冬上】🔗🔉

かかとうじょう【夏下冬上】 夏なら火種(ひだね)を炭の下に置き、冬なら火種を炭の上に置くとよくおこるということ。 ◎炭火をおこす場合の心得としての言い伝えだが、科学的には火鉢の灰が冷えてさえいなければ、夏に限らず冬でも火種を炭の下に置いたほうがよくおこる。

かかとでずつうをやむ【踵で頭痛を病む】🔗🔉

かかとでずつうをやむ【踵で頭痛を病む】 見当違いのことや、自分に関係のないことを心配することのたとえ。 〔類〕他人の疝気を頭痛に病む

かかるもひくもおりによる【懸かるも引くも折による】🔗🔉

かかるもひくもおりによる【懸かるも引くも折による】 事を始めるのも終わらせるのも、時機をよくみたほうがよいということ。 ◎敵を攻めるのも、また退却するのも折を見ておこなえの意から。「懸かるも引くも時による」とも言う。

かがくじょうたつ【下学上達】🔗🔉

かがくじょうたつ【下学上達】 初歩的なことから学びはじめて、しだいに高度な段階へと進み、やがて深遠な道理に到達すること。 ◎「下学」は手近なことを学ぶの意。「上達」は高度な段階に到達するの意。「下学して上達す」とも言う。 〔出〕論語

かがみおんなにそりおとこ【かがみ女に反り男】🔗🔉

かがみおんなにそりおとこ【かがみ女に反り男】 女はすこしかがんでうつむきかげんにしているなよやかな姿がよく、男はすこし胸を張った反りかげんの姿が男らしくてよいということ。 ◎「こごみ女に反り男」とも言う。

かがみとそうだん【鏡と相談】🔗🔉

かがみとそうだん【鏡と相談】 それをするのにふさわしい容貌(ようぼう)かどうか鏡で自分の顔をとくと見て、よく考えてごらん、と皮肉ったり冷やかしたりして言うことば。 〔類〕鏡を見て物を言え

かがみはおんなのたましい【鏡は女の魂】🔗🔉

かがみはおんなのたましい【鏡は女の魂】 鏡は女にとって魂と言えるほどたいせつなものだということ。 ◎「刀は武士の魂、鏡は女の魂」と続けても言う。

かきいれどき【書き入れ時】🔗🔉

かきいれどき【書き入れ時】 一日のうちで仕事が最も忙しい時間。また、商品がよく売れて儲(もう)かる時期。 ◎もと帳簿に売り上げを忙しく書き入れる時の意。なお「掻き入れ時」と書き誤らないように注意。

かぎゅう かくじょうのあらそい【蝸牛 角上の争い】🔗🔉

かぎゅう かくじょうのあらそい【蝸牛 角上の争い】 細かなことや、狭い世界でのつまらない争いのこと。 ◎「蝸牛」はかたつむりのこと。かたつむりの左の角(つの)に国を持つ触氏と、右の角に国を持つ蛮氏(ばんし)とが、互いにかたつむりの角の上で領地を争ったという寓話(ぐうわ)から。「蝸角(かかく)の争い」とも言う。 〔出〕荘子(そうじ) 〔較〕a storm in a teacup(コップの中の嵐(あらし))

ことわざ ページ 726