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かくすよりあらわる【隠すより現る】🔗🔉

かくすよりあらわる【隠すより現る】 秘密や隠し事は隠そうとすればするほどようすが不自然になったりして、かえって世間に知れやすくなるものだということ。 〔類〕隠れたるより現るるはなし/思い内にあれば色外に現る 〔較〕What is done by night appears by day.(夜したことが昼間現れる)

かくぶつちち【格物致知】🔗🔉

かくぶつちち【格物致知】 ものの道理をきわめ、学問や知識をより深めること。 ◎『大学』の「致(レ)知在(レ)格(レ)物」からの語。朱子学では「格(レ)物」を「物にいたる」と読み、陽明学では「物をただす」と読む。

かくりん【獲麟】🔗🔉

かくりん【獲麟】 絶筆。また、ものごとの終わり。転じて、臨終のこと。 ◎「麟」はりっぱな聖人が出るときに現れると言われる想像上の動物、麒麟(きりん)のこと。中国の史書『春秋』が哀公十四年の「春、西に狩りして麟を獲(え)たり」という句で終わっているところから。

かくれたるよりあらわるるはなし【隠れたるより現るるはなし】🔗🔉

かくれたるよりあらわるるはなし【隠れたるより現るるはなし】 やましいことや秘密はそれを隠そうとすると、顔色に現れたり、不自然な行動になったりして、かえって人に感づかれ、知られてしまう結果になるということ。 ◎「現る」は本来は「見る」と書く。 〔出〕中庸 〔例〕「隠れたるより現るる炭だらけ」(古川柳) 〔類〕隠すより現る/思い内にあれば色外に現る

かけうまにむち【駆け馬に鞭】🔗🔉

かけうまにむち【駆け馬に鞭】 勢いのついているものにさらに力を加えて勢いをよりいっそう激しくすることのたとえ。 ◎走っている馬に鞭を当てていっそう早く走らせるの意から。「走り馬にも鞭」とも言う。 〔類〕火に油を注ぐ

かけつけさんばい【駆けつけ三杯】🔗🔉

かけつけさんばい【駆けつけ三杯】 酒席に遅れて来た者に、罰として立て続けに三杯の酒を飲ませること。 ◎「遅れ三杯」とも言う。

かげではとののこともいう【陰では殿の事も言う】🔗🔉

かげではとののこともいう【陰では殿の事も言う】 陰口を言われない人などないのだから、気にすることはないということ。 ◎殿様でさえ陰では悪口を言われるの意から。 〔較〕A controller is not without contempt.(監督官も軽べつをまぬかれぬ)

ことわざ ページ 727